笑顔26 ページ27
Aside
「じゃあ私、部屋で休んでるから
出来たら呼んでくれる？」
『なんで？ここにいればいいじゃ「こんな
暑苦しいところにいたくないの。
汗とか最悪だしー、よろしくねー」
『ハァ……』
呆れる
そんなに自分が大好きなのか
「なに今の！」
『!?や、矢田さん…？』
「なんで松本さんに任せっぱなしで
部屋行っちゃうの？信じられない！
松本さん！私、手伝うよ！」
矢田さんがいきなり現れて
ムキーっ！と怒った様子だ
『え、だ、大丈夫だよ。
1人で出来る…』
「1人でやってたら時間かかっちゃうでしょ？
私の班はあと女子2人いるから大丈夫！」
『で、でも…』
「よし、男子帰ってくる前にやっちゃお！」
少し強引に矢田さんが
手伝ってくれることになった
「それにしてもあの子！藤瀬さん何なの!?
女子だけになった途端、あの態度！」
まだご立腹なようで
少し荒々しく包丁をさばいていく
危なっかしくてヒヤヒヤする
『あ、危ないっ！』
手元を見ていなかった矢田さんは
手を少し切ってしまった
「あちゃー…やっちゃった…」
『早く！こっち来て！』
矢田さんの手を引っ張り
ベンチの方へ走る
荷物の中から救急セットを
取り出して手当てをする
「ううっ、染みるー」
『我慢して！』
消毒液を付けたガーゼをトントンと
傷口に当てて
絆創膏を貼る
「わー、ありがとう！女子力高いね！」
『手元見ないと危ないよ！気をつけて！』
「は、はーい…」
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花ё(プロフ) - 朱加さん» ありがとうございます！学校が始まるので更新遅くなるかも知れませんが出来るだけ早めにしますね！ (2017年9月3日 19時) (
レス) id: 722531c238 (このIDを非表示/違反報告)
朱加 - 見て行くごとにハマり、進みゆくと止まりがあって本当に悲しい。(茶番は置いといて)面白かったです！！続きが気になります！ (2017年9月3日 19時) (レス) id: 0855777af0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花ё | 作成日時：2017年8月21日 7時
