恐怖の感染都市から脱出しろ！【stxxx】

ゾンビ……？！ ページ6

数十分


クラスメイト全員が落ち着きのないまま教室で待っていた





私は、ころちゃんの席の周りを見る……






モブ「ころんくんっ！！怖いです！！」


モブ「ころんくん、運動できると聞いてるんですよぉ、守ってくださいぃ！！」


モブ「ころんくんっ！これからどうしましょうぅ〜」






こ「ｱﾊﾊ……」






また女子が戯れてる……


さすが、すとぷり学園の王子様




初めは、いきってたくせに……


最近では失笑してるしw






心「マジであの男の子。人気だよね〜」



真「本当本当。王子様？とか、よくわからないから。でも、あの人と仲良くしてるAも凄いよね」



「いやいや、私は、ただの幼なじみだけの関係だから」









すると……







ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ



ﾊﾟｼｬﾝｯ!!







と、凄い勢いで教室のドアが開けられた





「誰……？」





そこには、一年生がいて








『っ先輩方っ！！早くここからっ学校から逃げてくださいっ！』






と、男子生徒が言った






『逃げる？とは、どういうことですか？今は、自習中ですよ』







と、学年委員長さんが反応した







『ちげっ違うんです！！ゾンビが……グラウンドや校舎の一階にゾンビが……！！』






ゾンビ……？






『そんな、冗談はいいですから。早く教室に帰ってください』







そう言った瞬間






『あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ……』


『うっうわぁああぁぁあぁあ！！！』








男子生徒の肩に何かが噛み付いた





その、男子生徒は膝から崩れ落ち、肩を押さえた






『何で……２階に……』




その、後ろに居たのは……







「先生……？」






肌が灰色に変色して、服が赤く染まっていた、私の担任だった







『先生！！何故そんな姿に！何故生徒を殺したんですか？！』






と、学年委員長が叫ぶ







すると、先生は学年委員長に近づき







ｶﾞﾌﾞｯｯ!!


ｸﾞﾁｬｯｸﾞﾁｬｯ







『きゃあああああああ！！！！！！』






学年委員長に噛み付いた







真「待って、心愛、A、これってマジのゾンビ…………？！」








『うわぁあぁあああぁあああ！！！逃げろぉおおおおお！！』








と、一人の男子生徒が叫んだと同時に




皆が一斉に走り出した






心「うちらも逃げようっっ！！」






「うんっ！！」





私達も教室を出ようとした……

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