恐怖の感染都市から脱出しろ！【stxxx】

二人の夢 ページ32

ここは……どこ？？




気付いたら私は、白い空間に浮いていた




あれ？私は死んだ？？？(((




確か、門の前にころちゃんといって……


真理と心愛がいて、私が二人を……


そこで気を失ったんだよね




私、今更後悔してんじゃん……


何してんだろ……




私はもう、人殺し




いくら、相手が殺してって言ったとしても




人間を殺した……


もういっそ、このまま目が覚めずに死んじゃいたい




？「そんなこと言わないで、A」





「え」






この声は……




真「Aはなにも悪くない。悪いのは私達なんだから」


心「そうだよ。A、元気出しなって」




真理に……心愛？




「え……待ってよ……」




二人は徐々に私に近づいてくる


笑顔で、いつもの顔で



私のことを恨んでるだろうに


私のところまで来たら、私をここで殺すんでしょ？


嫌だよ……死にたくない……






死にたくない？






なにいってるんだろ


二人は死にたくなかったのに死んだんだよ？


なのに私は生きようとして


馬鹿みたい


私は、二人に殺されるならいいや


いや、殺されなければいけないんだ





二人が私に手を伸ばす






これで、殺したことは許してくれるよね？



真理……心愛









ﾊﾞﾁﾝｯｯ!!









一瞬なにが起こったのか理解が出来なかった



でも、私の頬が熱くなっていくのが伝わって、理解した



私は、二人からビンタされた







「どう……して？」


心「Aの馬鹿。死のうなんて思っちゃダメ！何のためにうちらAの前にいると思ってるの？？」


真「ほんとだよ……もしかして、心愛より馬鹿だった？」




二人はいつも通りに話しかける


どうして？


恨んでるんじゃないの？



私のこと……



「無理に許さなくていいんだよ……」







真「無理に許してるわけじゃない……許したいから許してるの」




「どういう……」




真「まずまず頼んだの私だし……逆に私が許してほしいよねwこんなにも悩ませちゃって」


心「うち覚えてないって言うか、記憶ないから分からないけど、何となくは聞いた。」







すると、二人が両サイドから抱き着いてきた






心「これは油断したうちらが悪い。Aはなにも悪くないよ。安心して」




「でも……殺したのは事実だし……」




すると、真理は笑った




真「ならさ、責任感じるなら一つだけ。









私達の分も生きて、また数十年後会いにきて？」





そこで二人は消えた

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