恐怖の感染都市から脱出しろ！【stxxx】

作戦 ページ20

さ「A……戦う側行ける……？」


「えっえぇ……と……それは……」


遠「Aちゃん。怪我もまだ完全になおったわけじゃないんだし、無理しないほうがいいよ？」


さ「え？じゃあ遠井さんやる？」


遠「無理」




どうしよう……


ゾンビ相手に勝てるとは思わないし……


だって、ゾンビだよ？


私なんて、すぐに死ぬよ……


死にたく何かないし……




な「Aちゃんってスポーツ出来る？」


「スポーツですか……スポーツは意外にいけますよ？」


こ「Aちゃんの運動神経やばいよねww１年の頃は、剣道部入ってたし、今年はあたらしくできた、アクロバット部に入ってるもんね！マジ強いし、運動できてやばいよww」




あーころちゃんよけいなこと言わないでー！！


私が、皆の方を向くと




な「ちょっと、Aちゃんに戦う側まわってもらうね？ごめんね？よろしく」





ほらぁ！！


無理だよ……


言っても、剣道部なんて、途中で飽きて辞めてるし


アクロバットだって、全然出来ないもん！！


パルクールすれって言われて、出来ないし！！


怖いんだけど




でも、そんな私を置いて、作戦会議が始まった




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私達の作戦はこうだ



まず、体育館を出たら、一直線に生徒玄関へ向かう



さっき三人が言うには、体育館から生徒玄関までの廊下にはゾンビが居なかったらしい



生徒玄関に着いたら、戦う人。ジェル先輩。さとみ先輩を先頭に、真ん中にるぅとくん、ななもり先輩が入り、その横にあかね先輩、莉犬くんが行き、その後ろが私ところちゃん。



そこからは、なるべく音を立てないように進み、ゾンビに襲われそうになったら、私達がゾンビを倒す



その間に、るぅとくんとななもり先輩が、校門を開ける



そして、戦う人以外が、門から出たと同時に、私達が全力疾走して、門をくぐり、それをるぅとくんとななもり先輩が閉める




これが、作戦




莉「そんなに上手く行くんでしょうか……」


な「まぁ、これは一応、作戦だから。もしなにかあったら俺達が指示するよ」


さ「はい。木刀。ジェルところんとAは持っておいて。A、使う時とかのコツとか分かる？」




え？


私？


コツって……




「……なるべく、頭……首？らへんを狙うとか？斜めから叩く感じですかね……」




と、話してから……




な「よし、ここからはあまり大きい声を出さないように」





ｷﾞｨｨｨｨ





私達は、密封された体育館の扉を開いた

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