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なんとなく、流れできてしまった…。
でも、さすが、国民的アーティスト。
たった1泊なのにこんな高級ホテルが用意されるなんて
やっぱりすごいなあ。
瑞稀くんの部屋なんか3人部屋だから、
すっごく大きくて、異空間にいるみたい。
涼「あ!俺、1回龍我とガリさんの部屋行っていい?」
突然なんだと思ったら、
そんなことを言い出す橋本くん。
もう時間も遅いし、明日も皆ライブだから、
寝かせてあげればいいのに。
……え、ちょっと待って、
橋本くんが行っちゃったら、
瑞稀と2人きりになっちゃうじゃん…!
それはやばいよ、色んな意味で…。
一人で悶々としている間に
じゃあね〜!なんて呑気な橋本くんは、
部屋を出て行った。
バタンっと、ドアの閉まる音が響き渡る。
この状況は、かなりやばくない…か?
瑞稀「はしもっちゃんほんと自由だな〜」
A「ね!ほんと…!そうだよね」
心臓がさっきからうるさい。
完全に意識しちゃってるじゃん、私…。
瑞稀「A先お風呂入ってきなよ」
A「あー……」
……もしかして、瑞稀はそんなに緊張?してないのかな。
私ばっかりなんか意識してて恥ずかしい…。
A「み、瑞稀先入ってきなよ!
今日もライブだったし疲れたでしょ?
私は全然平気だから…!」
瑞稀「そ?じゃあお言葉に甘えて先に入ろっかな」
瑞稀は自分の荷物と、
ホテルのクローゼットの中から、
バスタオル等を取り出し、
私の方へ近づいてきた。
瑞稀「それとも」
瑞稀「……一緒に入る?」
A「…へ?」
ど、ど、どういうこと…。
顔が近くて、直視できない。
ギュッと目を瞑ると、
すぐ側から瑞稀の笑い声が聞こえてきた。
瑞稀「ははっ、嘘、じょーだん笑
困らせてごめんね?」
Aいじめるの楽しいな〜って、
お風呂場に入っていった。
……どこかで聞いたことのあるセリフだ。
ベッドにダイブして枕にボブっと顔を填めた。
…身体が熱い、まだドキドキしてる。
ほんと、私ばっかり意識してて、
ドキドキしちゃって、緊張して、
恥ずかしい…。
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____あめり。(プロフ) - あーさん» あーさんコメントありがとうございます!! (2020年9月19日 22時) (レス) id: 4fd2701790 (このIDを非表示/違反報告)
あー(プロフ) - 最高でした。本気で好きです( ; ; ) (2020年7月8日 22時) (レス) id: 027e812693 (このIDを非表示/違反報告)
____あめり。(プロフ) - fukuraさん» fukuraさんコメントありがとうございます!そうなんですね!似てしまい申し訳ないです(><) (2020年6月22日 23時) (レス) id: 4fd2701790 (このIDを非表示/違反報告)
fukura(プロフ) - ホットギミックという漫画に似てて、面白いです (2020年6月21日 15時) (レス) id: b41700cd5d (このIDを非表示/違反報告)
____あめり。(プロフ) - ゆうとあいさん» ゆうとあいさんコメントありがとうございます!!めっちゃ亀更新でほんとにほんとに申し訳ないです!(T_T)これから更新できるように頑張ります! (2020年6月4日 23時) (レス) id: 4fd2701790 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:____あめり。 | 作成日時:2019年4月14日 22時