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優斗くんにぐいぐいと腕を引っぱられ、

保健室の中へ入った。



器用に優斗くんが鍵をさりげなくかけるから、


異様にドキドキし始める私。






…………あれ、そう言えば先生は?



後ろのホワイトボードを振り返って見れば、








『本日東高に出張の為、終日不在になります。
体調不良者は保健委員に同行してもらい、
状態を見てもらってください。
状態がすごく悪い方は、担任に相談をしてください。
よろしくお願いします。
保健室 高山』



…と、ホワイトボードに記されていた。





そうだ、今日高山先生いないのか。


こないだの委員会で、
保健委員は、不在の事伝えられて、
体温計の場所とか諸々教えてもらったけど、

優斗くん、知ってて私連れてきたのかな。





私の腕を掴んだまま、

優斗くんはベッドに座った。




……そうじゃん、お腹痛いって言ってた。








A「優斗くんお腹痛いの?」

優斗「は?」

A「え、だってさっきお腹痛いって…」

優斗「あー、あれ嘘」







仮病かよ!!

まさかのね、仮病だったよ。



それだったら私来た意味ないじゃん。


どうせ、仮病使った理由なんて、
優斗くんの事だからサボりたいとかでしょ!?


もう、保健室は休憩所じゃないんだから…。








A「う、嘘?!私来た意味あった?」

優斗「大ありだよ。」

A「なんで?」






この後言われることに

私はとてつもなく、舞い上がってしまうの。









優斗「Aと二人きりになりたかったから」




A「え……」








おもわず優斗くんの顔を見ちゃったけど、

なんだか恥ずかしくなって逸らした。




そんな私を見てにやって怪しい笑みを浮かべる彼は


絶対に絶対に、確信犯。








A「なにしてんの?」

優斗「…寝る」







優斗くんが突然立ち上がって

ふかふかの白いベッドの中に入った。



……何をしたらいいのかさっぱり分からない私。



帰る?のは違う気がするし…

どうしたらいいの。






優斗「A」

A「…ん?」



優斗「一緒に寝よ、」








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更新遅れてすみません!!
お気に入り登録と評価沢山して下さり
ありがとうございます!!!!
サマステもきまったので頑張ります!

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____あめり。(プロフ) - あーさん» あーさんコメントありがとうございます!! (2020年9月19日 22時) (レス) id: 4fd2701790 (このIDを非表示/違反報告)
あー(プロフ) - 最高でした。本気で好きです( ; ; ) (2020年7月8日 22時) (レス) id: 027e812693 (このIDを非表示/違反報告)
____あめり。(プロフ) - fukuraさん» fukuraさんコメントありがとうございます!そうなんですね!似てしまい申し訳ないです(><) (2020年6月22日 23時) (レス) id: 4fd2701790 (このIDを非表示/違反報告)
fukura(プロフ) - ホットギミックという漫画に似てて、面白いです (2020年6月21日 15時) (レス) id: b41700cd5d (このIDを非表示/違反報告)
____あめり。(プロフ) - ゆうとあいさん» ゆうとあいさんコメントありがとうございます!!めっちゃ亀更新でほんとにほんとに申し訳ないです!(T_T)これから更新できるように頑張ります! (2020年6月4日 23時) (レス) id: 4fd2701790 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:____あめり。 | 作成日時:2019年4月14日 22時

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