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「っしゃー！終わったー！」
やっと仕事が終わった私たち。
大毅の終わったー！の声と共に
2人で揃って伸びをした。
んー、PC使いすぎて目がしょぼしょぼしてる。
「A。藤井さんさっき会議室入ってったから、
帰らんうちにこれ持って、行ってこい！」
私の手に私たちが共同作業で作った、
明日会議で使う資料をどさっと乗っけられた。
「まって、リハしていい？」
「おー！ええぞ！こい！」
すーはーと、一回深呼吸。
大毅を藤井さんに置き換えてリハーサル。
緊張しないように。
「藤井さん！これ頼まれてたものです！
大毅と一生懸命作りました！チェックして
もらえませんか、、？」
「………あかーーーん！！！」
どん！と大毅が両手でデスクを叩いた。
私の肩が思わずピクッと動く。
ちゃんと言ったつもりやったのにー！
「まず、大毅と作りました！は、いらん！
あと、見易いように私なりにレイアウトを変えてみました。
これ確実に言っといた方がええ！」
「えええええっ、大毅と作ったんだから、
大毅と共同作業ですって言わせてよ！悪いよそんなの」
「アホか！俺はただ手伝っただけやし、
藤井さんじゃ、そんな事聞いたら
やり直せって言うてくるで！」
わーっ、やり直すのは勘弁だ。
でも、申し訳ないな。
2人で頑張って作り上げたものを、自分だけの
手柄にするみたいで、
なんだか、胸に突っかかる物がある。
だけど、またやり直せとか言われて、
また大毅に迷惑かけるよりはマシなのかな…。
「えっと、藤井さん。これ頼まれてたものです。
勝手だとは思いましたが、見易いように
私なりにレイアウトを変えてみました。
チェックしてもらえませんか、、？」
「よーし！最後の上目遣い最高！！
いってこい！！」
「っはは、なにそれー笑」
……って、私
たかが、資料渡すだけなのに
こんなリハーサルまでするとか、
どんだけ藤井さん怖いの。笑
手を振る大毅に手を振り返し、
大毅が言ったように藤井さんがいる会議室の
ドアをノックして開けると、
やはり、藤井さんがいた。
2人だけの緊迫した雰囲気に思わず固唾を飲んだ。
「あの、藤井さん…」
「なに」
「えと…これ、なんですけど、
頼まれてたもの、です…」
机の上に静かーに置く。
自分でも手が震えてるのがわかった。
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りんか - すごく面白いです。続きが早く読みたいです。更新頑張ってください (2017年8月29日 23時) (
レス) id: 19de74de1b (このIDを非表示/違反報告)
夏 - 007【暴力は奮われた事はない】→振るわれた だと思います。更新頑張ってください (2017年8月27日 22時) (レス) id: 1a0acc03b3 (このIDを非表示/違反報告)
____あめり。(プロフ) - みほさん» コメントありがとうございます（；＿；）頑張ります！ (2017年8月8日 23時) (レス) id: 96f22d67e1 (このIDを非表示/違反報告)
みほ - 面白いです！初めてですか？頑張ってください！ (2017年8月8日 23時) (レス) id: 8562a11d0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：____あめり。
| 作成日時：2017年8月8日 23時
