# ページ20
侑李side
今は横浜アリーナでライヴ中。
ライヴも終盤になり、今はアンコールに答えてトロッコでアリーナを回っている。
デビューから６年が経ち、少しずつだけど
確実にファンも増えてきた。
それでも、時々ファンマナーとやらが悪くて
僕が今、乗っているトロッコ使用禁止に
なったときもあった。
そんな日々が続き、正直、ライヴが嫌いになった時もあった。
でも、そんな時大ちゃんが僕をHey!Say!JUMPを笑顔にしてくれた。
大貴『心配すんな。大丈夫。
明日はきっといいことがあるんじゃない？
…だからさ、これやるよ。』
僕『ありがと……うっ！何これ！酸っぱい！！』
大貴『ふふふ、それね、超酸っぱいアメです』
僕『もう〜！大ちゃん！！』
どんな時も大ちゃんが側で、
笑顔にしてくれた。元気をくれた。
僕は、ファンの顔を１人１人見る。
みんな笑顔で、手を振ってくれて、
感謝の言葉や、名前の入ったうちわを手にして
こっちを見ている。
時々、うちわの中に、こんなものもある。
《大ちゃん、大丈夫？》
《大ちゃん不足》
《早く元気になって！》
などなど。
僕はそのうちわを見つける度に、ファンサービスをしていた。
いや、ファンサービスと言うよりかは、
お返事と言った方が良いかもしれない。
大ちゃん、Hey!Say!JUMPに戻ってきたら
何て言うの？
“ただいま”？
“ありがとう”？
僕は、こうに言ってほしい。
“お待たせ”
って。
あのいつもの笑顔で言ってほしい。
大ちゃん、早く戻ってきてよ。
僕達も、スタッフも、ファンもみんな
大ちゃんの復帰を待ってる。
“ライヴが終わるまで来るな”
“ファンに笑顔を届けて。俺の分まで”
大ちゃんはこうに言ったけど、
『大ちゃんの望みなら…』
僕は涼介にこうに言ったけど、
不安で不安で仕方がない。
また、副作用がひどいのなら、僕が側で
大ちゃんの背中を擦ってあげたい。
寄り添うことしか、できないけど。
代わることはできないけど。
それでも、何度でも、何度でも、
大ちゃんを支え続けたい。
今度は僕が、大ちゃんを笑顔にさせるんだ。
こんな僕の気持ちとは裏腹に、
会場全体はペンライトの灯りに満たされて、
輝いていた。
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愛ingJUMP(プロフ) - カメラマリンさん» まゆん？りんてす！ この小説読み終えたんだけど、ヤバすぎ。涙が止まらんのやけど。責任取ってよね。← (2019年12月8日 3時) (
レス) id: 821ef3672a (このIDを非表示/違反報告)
よしりん(プロフ) - カメラマリンさん» だよねwwwあ、よかったわぁw卒業は寂しい〜 (2019年3月15日 7時) (レス) id: a57dd735da (このIDを非表示/違反報告)
カメラマリン(プロフ) - よしりんさん» それは、ダメだ笑笑 でも、アワータイム聴きながら、読んでくれたことは嬉しい！泣いてくれたことも。笑 明日は、もう色んな事が最後づくし。なんか、胸が熱くなってきた。笑 (2019年3月11日 19時) (レス) id: 75c0524d4f (このIDを非表示/違反報告)
よしりん(プロフ) - まだページ6位までしか読めてないんだけど、情緒不安定の時にH.our Timeを聴きながら読んだらダメなやつだねwもう泣いちゃったよ（ ＴДＴ） (2019年3月10日 23時) (レス) id: a57dd735da (このIDを非表示/違反報告)
カメラマリン(プロフ) - あーりんさん» はじめまして！お陰さまで…ありがとうございます！新作了解です！すみません大ちゃんメインではないんです。申し訳ありません！(-人-;)メインはあなた自身にしようかと考えております。これからもよろしくお願い致します。 (2019年2月10日 11時) (レス) id: 75c0524d4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カメラマリン | 作成日時：2018年11月23日 13時
