【歌い手】目 隠 し 少 女

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夢主ちゃんside




luz「俺、その雷斗とは別人なんよ
なんか・・・ごめんなぁ」





そうだよね。もう雷斗はいないもん






『勘違いでしたか・・・迷惑かけてごめんなさい。もう、帰りますね』





帰る所なんてどこにもないけど





それを見透かしたように




そら「帰る所、あるの？」






坂田「ちょっと、そらるさん！？失礼やろ」





『いいんですよ。本当の事だから・・・
私なんかが帰れる所なんてどこにもないですし・・・』




独り言のように呟いたつもりが・・・




９６「・・・そんなに悲しそうな顔しないで。帰る所が無いなら、ここを帰る所にすればいいじゃん。」





坂田「お前は急すぎや」






あぁ、あのときと同じだ。





雷斗もそう言ってくれた。







・・・この優しさに甘えちゃ


ダメだってわかってる。






皆を不幸にしちゃうから。






でも、私はこの優しさを知ってるから・・・







『い、いんですか・・・？』









＿＿＿＿＿甘えちゃうんだ







９６「もちろん！だよね？」





sou「うん！」





、







、








＿＿私は、皆を不幸にしてしまうだろう

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