TOKYOMER 【少し長めの短編集】

想い ページ15

冬木「心停止！」

喜「戻ってきてください！！」

心臓マッサージ、できる治療行為を行なったが
心臓の音は完全に止まり

音「もう…」

喜「あっ…あぁぁぁ…まだ貴方に伝えたい事が…」

危機管理対策室に死者1の報告がされ
海浜病院にはエリオット・椿がMER基地にばくだんを
仕掛け基地を出ようとした所

月島「逃がせはしない！！」

発砲された玉は椿に当たり
　
椿「喜多見チーフの妹を手にかけたのは俺だ！」

喜「俺の妹は(人1)さんによって助かっただが…
椿…君の妹が命を落とした」

椿「嘘を言わないでください」

喜「本当だ…」

椿「ハッハ…バカな女だ…」

音「彼女は兄に罪を増やさないようこの計画を教えて
くれました」

喜「俺は愛している人を奪った君を許さない」

椿「なら殺せ！！」

喜「彼女はそんな事を望まない！」

椿の意識が混濁し治療する為To1に運び
治療を終え

喜「(人1)さん貴方の願い叶えましたよ…」

【皆んなが笑顔に暮らせる世界の希望MER】
そう笑顔を見せてくれた彼女の顔を思い出した

辛いことばかりの彼女はそれを受け入れつつも
笑顔で人の事ばかりを考えていた

音「優しすぎる君には重荷な人生だったのか…」

月「君を守りたかった…」

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