TOKYOMER 【少し長めの短編集】

別れと出会い3 ページ11

医師「以前よりも落ち着いた数値ですのでもう心配ないです、詳細は後ほどご用意して渡しに行きますね。」

喜「ありがとうございます。」

音「月島さんに電話して聞いたところ安全なところが準備出来次第連絡すると」

喜「分かりました…」

音「喜多見チーフがそこまで落ち込んでいると彼女も目を覚ましにくくなりますよ。」

喜「そうですね…」

『んっ…病院？』

喜「(人1 )さん俺のこと分かりますか？」

『幸太さん…』

音「…」

喜「良かった…心配しました！」

『ごめんなさい…ごめんなさい…私が過ちを起こしてしまったのですよね…』

喜「なぜそう思うのですか？」

『エリオット・椿に会っていたていうのはもう分かっているんですよね？』

喜「はい、月島さんが調べてくれました。」

『そうですか…私は兄の非道な行動を止めたいのです。
たった1人の血の繋がっている兄でも容赦しません。』

喜「今は貴方の体を心配してください俺もなるべく顔を出しに来ますので…」

『はい…ありがとうございます。』

音「お取り込み中失礼します。」

『尚っ…居たの！！』

音「喜多見チーフは早く基地に戻ってください。(人1)は早く寝てください。」

喜「そうでした！では…」

音「寝ろよ…」

念を押して2人は出ていった

『私周りの環境に救われていたんだ…』

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