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6話 ページ6

英「…相変わらず、凄いな….!」

そこには10年前と同じ、吉原の風景が広がっていた。

菊とアーサーは遊郭に入り、Aを呼びたし部屋で待っていた。

貴「お待たせして、申し訳ないでありんす。アーサー様、菊様。」

そう言って部屋にAが入って来た。

アーサーは、口を開けてAをぼーっと見ることしかできなかった。

そこには、10年前とは違うAの姿があった。

Aは色鮮やかで色々な模様が入ったとても綺麗な着物を着ていた。また、髪もあげて沢山のかんざしをつけていてとても綺麗だった。

英「Aなのか……?」

貴「お久しぶりでありんすね、アーサー様。Aでありんす。菊様もお元気そうで良かったでありんす。」

英「俺のこと覚えてるのか…?A。」

貴「もちろんでありんす。アーサー様のことを忘れたことは無かったでありんすよ。また、お会いすることができてまことに嬉しいでありんす。」

Aの笑顔は10年前に見た朝霧の笑顔のように美しかった。

英「そうか…/// ありがとうな。」

貴「アーサー様と菊様とお話ししたいことが沢山あるでありんす。」

それから、菊とアーサーはAの話を沢山聞いた。
部屋の薄暗い黄色の光が、さっきよりもAを美しく艶やかにうつしていた。





日「アーサーさん、帰りましょうか。」
英「そうだな、帰るか。菊…俺、しばらく日本にいてもいいか?」
日「!もちろんです。アーサーさんがそうされたいなら。私は全然構いません。どうぞ私の家に泊まっていってください。」
貴「アーサー様、本当でありんすか!?とっても嬉しいでありんす。」
英「あぁ…。毎日来るよ。また、明日な。」
貴「はい!また、明日お会いんしあんしょう。」


そして菊とアーサーは遊郭を出て、家(菊の)に向かって歩いていった。









日「アーサーさん、Aさんが気になりますか…?」
英「なっ!!菊!そ、そんなんじゃない///ただ、Aが心配なだけで…。か、勘違いすんなよ、菊!」
日「はい、分かってますよ。」

菊はアーサーを見て微笑んでいた。

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イギリス(プロフ) - 猫寝子☆さん、教えていただきありがとうございます!なんと、お恥ずかしい間違いをしてしまい申し訳ありませんでした…。本当にありがとうございます! (2015年8月20日 0時) (レス) id: 7d024dd213 (このIDを非表示/違反報告)
猫寝子☆(プロフ) - イギリスさん» イギリスさん!小説の中で家事が火事になってますよ! (2015年8月19日 23時) (レス) id: 8a5ede7088 (このIDを非表示/違反報告)
イギリス(プロフ) - そんなことないです!本当にありがとうございます!勉強になりました!続き頑張ります! (2015年8月13日 9時) (レス) id: 7d024dd213 (このIDを非表示/違反報告)
スルメうめぇ - イギリスさん» いえいえ、こちらこそ図々しい言い方ですみませんでした。続き楽しみにしています。 (2015年8月13日 7時) (レス) id: 81cffa2620 (このIDを非表示/違反報告)
イギリス(プロフ) - ルキアさん、この小説を読んでくださりありがとうございます!まだまだ分からないことだらけで手探り状態なので読んで頂けるだけで本当に嬉しいです!フォローありがとうございました!本当に嬉しいです、ありがとうございます (2015年8月13日 6時) (レス) id: 7d024dd213 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:イギリス | 作成日時:2015年8月1日 16時

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