18話 貴方side ページ21
朝、目が覚めると綺麗な顔が目の前にあった。
びっくりしたが背中にまわっている手を見てあぁ、そういえば昨日は一緒に寝たっけと納得した。
とても、安心した。なぜか昨日はどうしても一緒にいたかった。自分でも分からないけど。
そうして、アーサーさんには悪いけど手をどかし、朝食を作りにいった。
今日は何を作ろうかな…。昨日の朝はイングリッシュブレックファーストだったし、一昨日は日本食だったし…。あ、そういえば沢山卵が余ってる。フレンチトーストにしよう！
そうして私は朝食を作り始めた。
フレンチトーストを焼いていたら寝室のほうから音がしてこっちに足音が向かって来る。あぁ、アーサーさんが起きたんだ。
貴「あ、起きました？アーサーさん、おはようございます！今日もいいお天気ですよ。」
私はアーサーさんのほうを見ながら言った。自分で言ってて、笑顔になってることが分かった。
それからおはようと言い合ったり、美味しい匂いがすると言ってもらえたりしてとっても嬉しかった。
私は食材をテーブルに並べた。アーサーさんはとても褒めてくれた。幸せだなぁと思った。
二人で朝食を食べた。いつもしていることだけど、そのいつもの出来事が嬉しかった。
遊郭に居た時には考えられなかったくらい幸せな時間だった。これが私が小さい頃からずっと望んでいた光景だ。
好きな人と向かいあって朝食を食べれる。好きな人と一緒に居られる。本当に幸せを感じた。
食べ終わったあと、アーサーが片付けてくれると言った。
でも、アーサーさんは今日仕事だし、昨日お出かけに連れて行ってくれたりして疲れていると思ったからアーサーさんの心遣いを遠慮した。
アーサーさんにいってらしゃい！と言ったら額に短い口付けをされた。
私は何をされたか全然分からなかった。
貴「え、え？」
そう言ってさっき口付けされた額を触った。
私がおどおどしているとアーサーさんは玄関を開けて行ってしまった。
貴「…も、もう。好きです、大好きです、アーサーさん…///」
私は閉まった玄関を、アーサーさんが行った方向をずっと見ていた。
さぁ、今日も家事頑張ろう！そして、今日の夕飯はアーサーさんが大好きな物にしよう！
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イギリス(プロフ) - 猫寝子☆さん、教えていただきありがとうございます！なんと、お恥ずかしい間違いをしてしまい申し訳ありませんでした…。本当にありがとうございます！ (2015年8月20日 0時) (
レス) id: 7d024dd213 (このIDを非表示/違反報告)
猫寝子☆(プロフ) - イギリスさん» イギリスさん！小説の中で家事が火事になってますよ！ (2015年8月19日 23時) (レス) id: 8a5ede7088 (このIDを非表示/違反報告)
イギリス(プロフ) - そんなことないです！本当にありがとうございます！勉強になりました！続き頑張ります！ (2015年8月13日 9時) (レス) id: 7d024dd213 (このIDを非表示/違反報告)
スルメうめぇ - イギリスさん» いえいえ、こちらこそ図々しい言い方ですみませんでした。続き楽しみにしています。 (2015年8月13日 7時) (レス) id: 81cffa2620 (このIDを非表示/違反報告)
イギリス(プロフ) - ルキアさん、この小説を読んでくださりありがとうございます！まだまだ分からないことだらけで手探り状態なので読んで頂けるだけで本当に嬉しいです！フォローありがとうございました！本当に嬉しいです、ありがとうございます (2015年8月13日 6時) (レス) id: 7d024dd213 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イギリス | 作成日時：2015年8月1日 16時
