【実況者】ゲームじゃない世界【平和組】 (ページ33)

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26話[プレイヤー……夢主] ページ33

「あ、p-pさんっていつ暇？」

「えっ、デートの誘い～?」

最初はただの優しいイケメンだったのに最近ちょっとウザイのはなんでだろう。

「一応正解」

「本当!?嬉しいな～。えっとね日曜日」

「えっ、日曜日混むじゃん」

「どこ行くの？」

「ホラ、前にドライブ行こうって約束したじゃん？だから」

相手が誰であろうと内容がどうであろうと約束をすっぽかすのは嫌だった。

p-pさんのも恐らく約束の類いに入る。

「そっか。じゃあゲーセン巡りでもする？」

「んー、そうだね」

それならショッピングモールとかかな。調べておこう。

というか私が運転して助手席にp-pさんって普通逆だよね。

まぁp-pさんの方が女子らしくも思うけど。

一番女子らしいのはやっぱりレトさん？

「ただいま」

「!?おかえり～」

「なんやそんなに驚いて」

「いや、今レトさんのこと考えてたから」

すごい偶然。噂をすれば……ってやつかな？でも噂ではないか。

「Aちゃん、一緒にゲームしよ」

「えっ？あぁ、いいよ」

「あ、俺も参戦したい」

「ダメ。二人用だから」

あれ、なんか昨日も似たような光景見たよ。

今回はどうすればいいのよ。

「なら実況録ろうか。Aは買い物でもいっておいで～」

「え!?ちょっと僕はAちゃんと……」

レトさん……気のせいだといいけどめちゃくちゃ黒い笑み浮かべてたよ。

この前ブラピとか言ってたけど人のこと言えない!!