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さいしょのせかいはヤサシイヒトがタクサンいた。でもだれもぼくをミテくれなかった。ずっとだれかにカサネラレテ、ぼくがソノヒトとチガウことにきづいたアイツにコロサレタ。
つぎのせかいはへんなバケモノとたたかうせかい。カタナをもったヒトがタクサンいて、ソノヒトたちのアルジがぼくをトビラのソトにつきとばしてバケモノにコロサレタ。
つぎのせかいはヘビのせかい。あかいめをしたヒトがタクサンいて、ソノヒトたちがぼくをウラギリモノだと言ってコロシタ。
つぎのせかいはレンキンジュツシがいるせかい。ぼくはくらいところにとじこめられて、なんどもゴウモンをうけた。でもヤツラがしんで、ぼくはジユウになった。
「お前…一緒に来るか？」
あのせかいはとくべつ。だって、はじめてホントウのカゾクができたから。はじめて※がもらえたから。はじめて生きたいっておもえたから。
「にぃにたちは、ぼくをたたかないんだね。」
「リン…。大丈夫ですよ、ここにはそんな事をする人はいない。いないんです。」
でも、それもすぐにこわれちゃった。…ねぇねがコロサレて、にぃにたちがいなくなって、ととさまがきえて。
「にぃに、ねぇね、ととさま…あいたいよ…。」
そして、ぼくはひとりぼっちのせかいでくびをつった。
そのあとはただ、ぼうっとしていきた。いきて、しんで、そのくりかえし。
とあるせかいではキョジンとたたかってしんだ。とあるせかいではいけにえとしてどうくつでしんだ。とあるせかいではふたごのきょうだいとコロシアイをして、さいごはいずみでたましいをけした。とあるせかいでは、せかいでは…。
「お前は※を知らない！！！」
ダマレ。
ああ、しらないよ。わすれてしまった。だって、ぼくのカゾクをコロシタのは…ぼくのカゾクをうばったのはこのせかいだろ？
「寛、俺は大丈夫だ。」
ぼくがのぞんだものはすべてうばわれる。
「彼は…死んだよ。」
なら…
「○○は何であんな事を…」
「何故？…死にたいからだよ。どうせ幸せを望んでも、それは叶わないんだろ？だって…世界はそうやって出来ているから。なら…俺は奪う方になる。」
ぼくに、いきるいみがあるの？
「…彼らの正義は絶対で、いつもぼくは悪として死ぬ。それが万人にとっての平和なら…」
彼に罪は無かったが、世界は彼に罪を押し付けた。ならば彼の怒りは正当と言えよう。その憎悪も、嘆きも。
だからこそ神は言う。彼の復讐は正当だと。
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マツリ(プロフ) - 教えて下さり有難う御座います。 (2019年6月23日 13時) (
レス) id: e627b5fc29 (このIDを非表示/違反報告)
天草 - おそらく4が抜けている、もしくは非公開になっています。改善よろしくお願いします。m(__)m (2019年6月23日 9時) (レス) id: c94aad104c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マツリ | 作成日時：2019年5月25日 18時
