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転生してから早五年。
ぼくの今世の名前は鈴屋玲…だった。
？「ジューゾーちゃん、今日はいつも以上にショーを盛り上げてね。」
親に売られて、ぼくはまたカイビトになった。ヴィランがヒーローを甚振り殺すためのショー。それを執行する処刑人。
「はい、ママ。」
前回と同じ。違うのは殺すのが同じヒトで、殺すだけでその肉を喰わないという事。
抵抗することは諦めた。前回と同じ。ショーが終わったら点数によって拷問される。いつもと同じように。一週間前、ついに痛覚を感じなくなった。…これで楽にジサツが出来る。
六年後、ぼくはママとお客さん達を殺して逃げ出した。その数時間後、誰かからの通報でヒーロー達がやって来たけれど誰もぼくが生きている事気付かなかった。
「…たすけてって…なんどもいったのに…。」
ぼくは何人もの人を殺した。だって仕方ないだろう？そうしなければ生きていけなかったんだから。でも社会から見ればぼくは立派な犯罪者。どんな事情があっても、絶対に許されない悪。悪は断罪される。どんな世界でもそれは絶対のルール。
ならぼくは悪に成ろう。今更正義を信じる事は出来ないし、正義の味方に頼る事も出来ない。どうせ死んでもまた別の世界に飛ばされるんだ。
なら、好きに生きていいだろう？
誰もぼくを
いつだって、世界は不都合な事を排除したがるんだ。
「今回は、世界を壊そう。」
今まで散々殺されてきたんだ。これくらいの復讐は許されるでしょ？
「ふふっ…。楽しみだなぁ…。」
今まで信じていた正義が壊れたら、人類はどんな顔をするんだろう。
その時、きっとぼくは死んでいるのだろうけど。
「絶望してよ。今までぼくに悪役を押し付けたんだから。」
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実は某文庫本の闇の帝王にもなっていたオリ主。自分は何もしていなくて全て狸な校長の仕業だったけど誰も信じてくれなかったので原作通りの行動をとり英雄殿に殺された。
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マツリ(プロフ) - 教えて下さり有難う御座います。 (2019年6月23日 13時) (
レス) id: e627b5fc29 (このIDを非表示/違反報告)
天草 - おそらく4が抜けている、もしくは非公開になっています。改善よろしくお願いします。m(__)m (2019年6月23日 9時) (レス) id: c94aad104c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マツリ | 作成日時：2019年5月25日 18時
