夢野久作の相棒で中島敦の妹はブラック本丸引き継ぎ審神者 (ページ36)

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冷side

引き取りが決まった六振が来た。

「久々だな。僕は冬夜。此処の審神者の一人だ。手入れと刀装作りをしている。」

久「ぼくは藤弥。此処の審神者の一人で凍結と鍛刀が主な仕事かな。」

因みに如何して審神者が二人なのかと言うと僕が鍛刀出来たのはアベルだけで他は幾らやっても資材が塵になるばかりだった。顕現は出来るけどね。刀装は…何か変わり種が出来る。まぁ普通のより丈夫だからいいんじゃない？手入れは歌。

久作は逆で刀装を作れば炭になるし、手入れ出来るのは黎月だけ。何でも、干渉し過ぎてしまうんだと。でも鍛刀をすれば必ず欲しい子が来るし、凍結をすれば一回で上限に到達させる。

そんなチートを政府が逃すか？否、多少無理してでも引き留めるに決まっている。然も僕達はブラック派閥を潰した件で監査部を代表に多少なら融通が利く。歌い手を続けられるのも、久作が歌い手になれたのも、二人で本丸を経営出来るのも、其のお陰だ。

「…なぁ、何故君達は刀解を選ばなかったんだ？」

髭「うーん…君の歌をまた聴きたかったからかな。」

…そんな事で？

久「じゃあ聴く？冬夜、配信したいの有るって言ってなかったっけ。」

うん、拝啓ドッペルゲンガーとナンセンス文学とあの夏が飽和するを二人で歌いたいって思ってたけど。撮る前に庭で思い切り歌いたいと思ってたけど！

という事で急遽歓迎ライブをする事になった我々ですが、グッズ販売の主犯って君等だったんだね…。

「頼むからペンライトと団扇を仕舞ってくれ。」

後何処でオタ芸なんて覚えたんだマジで。久作も唖然としてるし新入りも引いてるだろう。

「仕舞わないと歌わないぞ。」

そう言ったら大人しく仕舞った。…此れ、使えるなぁ。