キミはあたしのモノッスよ

咄嗟 ページ13

流石と言うべ気でしょうか、表意をつかれた今でも彼女を護る花粒園(パレンガーデン)は役目を果たしている






｢あたしのAに.....なにしてくれてんスか.........？｣



全く.........余計なことをしてくれる人間ですね...
今ここで彼が下手に動いてしまったらこちらが不利になるのは一目瞭然.........
｢巨人の抱擁(ギガント・エンプレス)！！｣



｢ドロールくん...今すぐあの人間をだしてくださいッス.........アイツはあたしがぶっ殺す...｣


｢落ち着いて考えてください...あなたがあの人間1人に夢中になっている間、メリオダスはやりたい放題...それなら全員まとめた方が勝機はこちらに傾きます｣





｢...そうッスねぇ...ごめんねぇドロールくん.........｣






さぁ、残る相手はただ1人.........あなたですよ
メリオダス.........!!







｢これで全員人質、逆らえば皆殺しです｣

｢その前にお前を倒す...っ！｣




｢ぐぁああ.........っ！｣







全くメリオダスの強さは相変わらずですね...


｢ふぅ〜、危うくあの世に旅立つところだったッス。すぐ回復させるから待っててねぇドロールくん.........ここから2人で一気に逆転ッス...ん？｣




｢諦めろ...お前らに勝機はねぇ｣








グロキシニア.........あなたは一体何を想う.........









｢かつて魔神王を倒すために闘った3人が今や敵同士...ほんと、運命とは皮肉な物ッスねぇ.........｣

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