キミはあたしのモノッスよ

人格 ページ20

Gurokishinia side

｢あぁ、こいつは俺の手で殺さなきゃならねぇ、死ななきゃならねぇ...｣

『そう...あなた、余程メリオダスを恨んで愛して()いるのね』



Aの様子がおかしい.........
口調が変わった........？いや、それだけじゃない


魔力に大きな変化か....



｢ドロールくん...｣

｢グロキシニアも気が付きましたか｣





あの魔力は、Aが来たばかりの時の.........


でも、何故今まで妖精族と同じ魔力.................
違う...今までどうして妖精族だと信じて疑わなかった...？





｢Aは、妖精族ではないかもしれないッスねぇ〜？しかしどうやってAはあの力を.........ドロールくん、あたしはわからないッス...｣



A.........キミが何者でもあたしは.................
あたしは、キミを想い続けたい


｢恨んでいる？それは違うな、愛しているんだ。メリオダスのことを俺は心から愛しているんだ｣



『知ってるわ？随分歪んだ愛なのね。メリオダスも悪運が強いと言った所かしら.........

でもね、心臓を全て潰して死ぬような人なら彼は既にここにはいないわ』



｢なに？｣







ｯ.........!!この強い魔力.........桁外れの魔力ッスねぇ
ははっ、A.........キミを初めて怖いと思ったッス

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