色が見えない君へ【黄】

今は ページ7

それから約8年＿＿＿＿＿＿＿＿


ピピピピッ…ピピピピッ…


『ん…』ｶﾞﾁｬﾝ


悠「こらAー。
早く起きんと学校遅刻するでー」


『うーん…今日休む…』


悠「体調悪いんか？」


『昔の夢見た…』


悠「…今日サボろか」


『いいの！？』


悠「出かけるか！久しぶりに！！」


『私遊園地行きたい！！』


悠「この間お化け屋敷で
ビビってたのは誰ですかー？w」


『悠くんだって変わらないじゃん！！』


悠「嘘やってw」


『遊園地行くー！！』


悠「じゃあはよ着替えろ！そこ置いてあるから」


『はーい』


悠「やっぱり着替えさせよか？」


『悠くんのえっち』


悠「はぁ！？///そーゆー意味じゃねぇわ////」


『じゃあお願いしよーかな』


悠「昨日すっ転んでたもんな」


『それ黒歴史だからやめて？』


悠「ははっw」


『もー…早くご飯食べたい』


悠「今日はAの好きなフレンチトーストやで」


『やったぁぁぁ！！！』


悠「ほんま好きやなw」


『ゆうくんが作ってくれたフレンチトーストが
世界一…いや！宇宙一だもん！！』


悠「ほんまかわええなぁw」


『早く早くっ！』


悠「はいはい…wほらバンザーイ」


『はいっ』
•*¨*•.¸¸☆*･ﾟ•*¨*•.¸¸☆
『やっと着替えられた』


悠「ごめんなぁ手こずってもうて…」


『ワンピースだもん。仕方ないよ〜』


悠「最近洋服の種類分かるようになってきたな」


『このくらい出来ないと
ゆうくんにばっかり負担かけられないもん』


悠「そうか？」


『ご飯食べよ〜！！』


でも、ゆうくんが買ってくれたワンピース。

見れないのは残念だけどね。






目は見えないけど、

過保護な彼氏と同棲しています＿＿＿＿。

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