青春ってこういうこと？？ (ページ8)

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ー翌日ー

〜JH side〜

俺らは人がほぼいないくらい早く学校に行ってAの靴箱とロッカーを見張っていた。

しばらくするとAではない誰かがAのロッカーを開けた。

スンチョルの言った通りそれはC組のソアって女とその取り巻きで、ちゃんと見るまで気づかなかったがソアってやつは入学式の次の日に俺に告白してきたやつだった。

「Aって女まじうざくねー？？いつまで学校来んだろ笑笑」

「それなー。何様のつもりだよって感じ笑笑」

「いっつも付き纏われてジスくん達かわいそー」

そいつらはキャハハと笑いながら当たり前のようにAのロッカーにゴミやらカッターやらハサミを投げ込んで立ち去ろうとした。

やっぱりあいつらか。俺は我慢できなくて走ってそいつらを追いかけた。

SC「ちょっ、ジョンハン！！」

JH「お前らさ、そんなことして何が楽しいわけ？」

「なっ…！！ジョンハン君達見てたの？？」

JH「見てたのじゃねぇよ。お前らが嫌がらせしてるせいでAがどんな思いしてるかわかってんの？」

「別にそういうつもりでやったんじゃ…！！」

SC「あと、さっき俺らが可哀想だとか言ってたけど俺らが好きでAと一緒にいるだけだから。」

JS「僕らが誰と仲良くしようが勝手だよね？君たちには関係ない。」

JH「お前俺のこと好きらしいけど俺お前みたいな奴が一番嫌いだから。」

そういうと女達は顔を真っ赤にして逃げていった。

今まで結構な数の女子に告白されてきたけどそいつらはみんな色目使って見た目だけで寄ってきて俺の中身を見てくれた人なんて1人もいなかった。

それはスンチョルもジスも同じらしく、そんな俺らだからこそ仲良くできてるんだろうし、色目使ったりせずにただの友達として接してくれるAだからこんなにも仲良くなることができたんだと思う。

だからこそもっと頼って欲しかったし、

これからはこんなことになる前に守りたいと思った。