星降るﾖﾙに～short story mix～ (ページ9)

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嫉妬(和風美人続編) ページ9

証拠写真を見せるとようやく落ち着いた様子の光一。

｢まさか……勘違いしてた？ごめんね、ちゃんと言ってなくて……でも、光一って嫉妬するの、意外｣

光｢Aのせいだからな、全部｣

｢えっ？｣

鋭い視線でそう呟かれ、思わず後ずさる

これはヤバイと察した

｢……そ、そうだね～！ごめん！じゃ、じゃあ、今日はこれで……｣

後ろに逃げようとしたが、腰を掴まれた。
と思ったら一気に抱き寄せられて光一の胸の中にいた。

思わず顔が赤くなるのを自分でも感じる。

光｢帰れるわけないやろ、お仕置きやな｣

左手で抱き寄せられ、右手で頭を押さえつけられる。

光｢悪い子ちゃん｣

(キ、キ～～～～～～～ッッッッッ！！！)

心の中で怒って暴れていると、顎をくいっと掴まれた。

光｢うわ、顔真っ赤やん…大丈夫～？お熱がありまちゅかね～～？｣

光一は本当にずるい。急にSを発動するのだから。

光｢さ～、なにしよっかな。俺をこんなに心配させた罰｣

｢罰って……｣

光｢とうとう浴室の照明使う日がきたな｣

｢……！！｣

それは……！いつの日かのブンブブーンで話していた……照明付きの浴槽のこと……？

光｢よし、いこか｣

あの写真を送ってしまったことを心底後悔するのだった。