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俺の継子 ページ13

(宇髄side)

『結構強くて手間取っちゃったよ、』

そう今日戦った鬼の話をするA

宇髄「今日の夕飯は派手に豪華にしよう」

『いいの!?』

宇髄「あたりめぇだ!!派手にお前が下弦を
倒したんだ」


こいつも立派な鬼殺隊士になったな。

最初はあんなにびーびー泣いていて

ほんとにこいつに鬼を斬らせていいのだろうか、
と不安になっていたことが懐かしく思えた。


親を鬼に殺され、1人になっちまって

訳も分からずただ漠然と泣くことしか出来なかった
幼子の時に俺は拾った。

拾うつもりなど最初はなかったが、、

”私は、、母さんと父さんの仇を取りたい。
だから私もそこへ連れて行って!”

Aの芯の通った瞳を見て俺の手で立派に
育て上げてやろうと思った。

『ただいまー!』

雛鶴「おかえり。今日はどうだった?」

まきを「おまっ、怪我してるじゃないか!」

須磨「可愛い顔に傷がぁぁぁぁ、、」

Aを連れて家に帰れば3人の嫁達も
Aを受けいれた。

今や我が家の娘の様に馴染んでいる。

『宇髄さん。師範!師範!』

宇髄「なんだよ。」

俺がそんなことを考えていると

横でぴーぴーAが騒ぎ出した。

『さっきからいつもうるさいのに一言も
喋らないね、まるで冨岡さんみたい。』

いや、無言でも冨岡みたいではないだろうが。
あれはもう究極だぞ。


宇髄「雛鶴、今日は派手に晩飯豪華にしてくれ」

まきを「どうしてですか?」

宇髄「こいつが下弦の陸を1人で倒した」

雛鶴「それは腕が鳴るねぇ。楽しみにしておきな」

『えへへ。やったぁ』

須磨「そのほっぺの傷はその時に?」

『そう。いっぱいの簪を操る鬼だったの』

まきを「あんたも強くなったね。」

『まだまだだよ。こうして怪我して帰ってきたし』

宇髄「当たり前だろ?この俺が自ら育ててるん
だからな!」

『なんで私より師範が誇らしげなの』

宇髄「自分の継子が成果を出して誇らしくねぇ
師範はいねぇだろうが」

俺は力いっぱい頭を撫でてやった。

『もう!!髪の毛がぐしゃぐしゃ!!』

Aは可愛らしく成長している。

器量がよく人懐っこい。だから

”平凡な少女でいた方が幸せなのではないか”

そうやって時偶思うことがある。

宇髄「A。お前は幸せか?」

『??もちろん!とっても幸せ。』

Aは向日葵のように笑って見せた。

宇髄「そうかよ」

嫁やこいつの為に俺はまだ死ぬわけにはいかねぇ

そう思うのだ。

恋柱の助言→←怪我治療


ラッキー鬼殺隊員

胡蝶しのぶ


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設定タグ:鬼滅の刃 , 時透無一郎   
作品ジャンル:ラブコメ
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風花(プロフ) - 朝はパンよりご飯派さん» そうなんですね、勉強不足ですみません。ご指摘いただきありがとうございます (2022年5月4日 17時) (レス) id: de4e4ca07b (このIDを非表示/違反報告)
朝はパンよりご飯派 - アレ?悪鬼滅殺の文字は、柱しか入れられないと思うんですけど。 (2022年5月4日 11時) (レス) @page1 id: 913863b25c (このIDを非表示/違反報告)
伊織 - 自分の性格に合っていて、読んでいて楽しかったです。更新楽しみにしてます!! (2021年10月26日 18時) (レス) id: 7aeb0d2eec (このIDを非表示/違反報告)
佐賀出身の海苔 - 十二話まで下弦の陸の陸が録になっていました。 (2021年10月6日 18時) (レス) @page12 id: 15b86e3eec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:風花 | 作成日時:2021年9月2日 22時

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