宇髄さんとこの継子は

潜入成功 ページ43

(宇隨side)


京極屋に潜入したAから手紙が来た。

3人の嫁からは連絡が途絶えた。


拝啓 師範


無事ひな姉と一緒に京極屋に潜入出来ました。

私は何とか舞妓にまで昇進しました。

名前は苗字からとって”わか”という偽名を使っています。

何とか芸妓の雛姉の下に付くことが出来ました。

琴やら舞やらも上達したの！帰ってきたら褒めてね。

ここで本題です。京極屋には不思議な雰囲気の
花魁がいます。名前は蕨姫花魁

彼女はとっても綺麗なんですけど超性悪で、

下から首を傾けて睨んできます。正直､､､。
ちびりそうなくらい怖いです。泣きそう。

おそらく鬼だと思う。
ひな姉も気づいたけど相手に警戒心を気づかれて
見世に出たまま音沙汰がありません。

私は気づかれないように慎重に
その人を観察しながら過ごします。

何か進展があれば梅乃を飛ばします。

A。

宇隨「ぶはっwwww正直すぎんだろwwww
時透も見るか？」

時透「うん。見る。､､､ほんとだ正直だね。」

時透は毎日のようにAの安否確認をしに来る。
どんだけ好きなんだよ‪w

宇隨「舞妓に昇格したってよ」

時透「早くない？」

宇隨「あいつは派手に顔がいいし覚えはああ見えて
結構いい方だからな。」

時透「そうだよね。」

宇隨「俺は蝶屋敷の娘を連れて鬼狩に行くわ」

俺は時透を置いて蝶屋敷に向かった。

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蝶屋敷にいた娘たちを抱えて潜入しようとした。

が、

鬼を連れるというあの時の坊主にとめられた。
しゃーねーからお前らでいいよ。
しかたねーなー。

宇隨「お前らには今から遊郭に潜入して貰う」


宇隨「俺には3人の嫁が居る。3人の嫁に3つの
萩本屋、ときと屋、京極屋に先に潜入させた」

善逸「はぁ！？3人もお嫁さんいんの？しかも
継子はAちゃんで住み込みでしょ？
どんだけ前世で得詰んだんだよォ！！！」

金髪頭はキーキー叫ぶ。

宇隨「ときと屋の須磨、萩本屋のまきを、
京極屋には雛鶴とA」

宇隨「Aからは連絡が来たが、3人の嫁からは
連絡が途絶えてる。」

宇隨「恐らく京極屋にいる蕨姫花魁。その女が
鬼だ。Aがそう言ってる。
あいつは気配に敏感で鋭い。」

宇隨「とりあえず3人には俺の嫁を探してもらう」

伊之助「アカツキはともかく嫁はもう死んでんじゃ
ねーの？」

ケロッとしてやがる。ふざけんなっ！

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