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『お、おばあちゃんッ!?』




目の前には心配そうな顔をした

おばあちゃんがいた




私が小学生の時に亡くなったはずなのに…






そうかこれは夢だから……





でも、なんで御守りの事を、、







祖母「その御守りはあなたの霊力と寿命を餌に動いているわ。持っていては死 んでしまうよ」



『え…』







暗闇の中に響く懐かしいおばあちゃんの声









霊力と寿命って…っ





うんんっ…





『そんなわけない!!これは山姥切から貰った御守りなの!!山姥切がそんな危険な物を私に渡すわけ…』



祖母「その刀は本当にあなたを助けようとしているのかい?」




『!』





ど、どういうこと…?



おばあちゃんは少し厳しい顔で








祖母「本当にあなたを助けたいなら霊力と寿命を餌に動いているような危険な物を渡すかい?」





と言った





『そ、それ…はっ』







何も言えなかった






そうだ…





本当に私を助けるつもりなら






こんな危険な物、私に渡すわけ…









その時の私は知らない









優しい顔をしたおばあちゃんが









祖母(ニヤァ)






酷く醜い笑みを浮かべていた事を…









祖母「さぁその御守りを捨てなさい」



おばあちゃんは静かに囁いた





私は…





『……』









御守りに手を伸ばした









『うん、おばあちゃ…!!』






その時









主ッ!____








酷く焦ったような


私の初期刀の声が聞こえた








瞬間、








バチィッ









私の中の何かが切れた









私は御守りから手を離した





祖母「!どうしたの?早く御守りを捨てないと…」




『御守りは捨てない』





祖母「……どうして?」




おばあちゃんの顔が険しくなった





『私は山姥切を信じるよ』





祖母「そんな危険な物を持っていては死んでしまうよ!早く捨てなければ…」





『例えそうでも、私は絶対にこれは捨てない!!』



ダッ




祖母「待ちなさい!!」









私は暗闇の中を走った



走って走って走って





疲れ果て座り込んだ時にはどれくらい走ったのかもわからなくなっていた

お→←て



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- 薬研ヤンデレなんて最高です!はぁ好きすぎる (2021年3月24日 21時) (レス) id: 0830061a27 (このIDを非表示/違反報告)
凛麗(プロフ) - 狐鬼さん» コメントありがとうございます!文才があると言って頂けて嬉しいです(*ノ∀ノ)更新頑張ります! (2019年5月1日 21時) (レス) id: d83ee589e6 (このIDを非表示/違反報告)
狐鬼(プロフ) - 愛して愛して愛して。私も好きな歌なんです!!文才もあってとてもいいと思います!!これからも更新頑張って下さい!! (2019年5月1日 13時) (レス) id: 4e433b0588 (このIDを非表示/違反報告)
凛麗(プロフ) - 氷月さん» コメントありがとうございます! ハッピーエンドですか!了解しました!更新頑張ります(^^♪ (2019年3月7日 19時) (レス) id: d83ee589e6 (このIDを非表示/違反報告)
氷月 - ハッピーエンドがいいです!更新頑張ってください! (2019年3月7日 18時) (レス) id: acb67715b0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:麗亜 | 作成日時:2018年8月20日 15時

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