番外編 ※ お気に入り登録ありがとうございます。 ページ7
ギル｢…何をしているルガルバンダよ。｣
『あぁ…英雄王の息子か…幼き愛息子を見ておったのよ。なぜ私は今まであやつをほおっておいたのか…今になって分からんな…』
ギル｢…今更か｣
無垢な少年は、同じぐらいの歳の子供と花畑で遊んでいる。
ルガルバンダは少し離れた木陰に座っていた。
ギル｢ふん、忙しいやらなんやら言っておったでは無いか。｣
『しかし、生きているうちに死ぬ瞬間しか我が愛息子を見なかったなど…普通ならば有り得ぬ事なのだろう。』
ギル｢…そうなのであろうな｣
｢なら、とっととあそこにまじれば良いのではないか？｣
ギルガメッシュは不敵に笑う。
｢愛を注ぐやら構うやら言っておったが、結局は一線引いたところで見ているだけか？｣
『っ！それは…』
痛いところを突かれたと、ルガルバンダは顔を顰めた。
ギル｢…おい、小童共！！コイツを入れて遊んでやれ！！｣
『なっ！何を言う！！』
子ギル｢え？？！！父上も一緒に遊んでくださるのですか！！？？｣
ギル｢そうだと申しておる。ふふん！我が言わんといけんとは、貴様相当素直ではないな！！｣
ギルガメッシュは大声でわざと子供達に聞こえるように言う。
『そ、そんなことは！！』
子ギル｢天上天下唯我独尊男の癖して良くやりました！褒めてやります！｣
ギル｢なんだと小童ァ！！｣
ジャック｢お父さん遊んでくれるんでしょ！！花かんむり作ろ！！お父さんにはきっと似合うよね！｣
『なっ！』
ルガルバンダは子ギルとジャック・ザ・リッパーに手を引かれ無理やり立ち上がらせられた。
『っ！ならばお前も道ずれだ！！』
引っ張られる瞬間に英雄王の手を握る。
ギル｢ッ！！｣
子ギル｢あっ！危ないッ！｣
ルガルバンダが下敷きにされるように倒れ込む。
ジャック・ザ・リッパーと子ギルは倒れ込む瞬間に手を離したようだ。
いわば、“床ドン”という状態だろう。
『お、おい我が愛息子よ？？』
空気に耐えきれず、ルガルバンダはギルガメッシュに声をかける。
ギル｢…ふふ…フハハハハハハハッ！！！｣
『いっいきなりなんだ！！』
ギル｢いや、こう見ると貴様、愛い面をしておる。｣
『…！？』
ギルガメッシュは右手をルガルバンダの顔に沿わす。
ギル｢ふっ照れておるのか。愛い…｣
ギルガメッシュの唇が触れそうになった瞬間
子ギル｢こんの変態慢心王がッ！！｣
…王の財宝
英雄王座に還りそうだった byぐだ男
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クレハ(プロフ) - すごい面白かったです！無理せずがんばってください＼(^o^)／ (2021年3月6日 11時) (
レス) id: 9de7389ada (このIDを非表示/違反報告)
リナ(プロフ) - …wwwめっちゃおもろい…好きです（急な告白）更新これからも頑張ってください！ (2021年1月27日 3時) (レス) id: 0c9324404b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：匿名 | 作成日時：2021年1月3日 3時
