200評価ありがとう!番外編です ページ18
※200評価ありがとう!記念
【今日も生徒が泣き止まない!中高一貫キメツ学園編】
「トリックorトリート!ですよ!A先輩」
校門をくぐると、校門で頭髪検査をしている我妻善逸くんに鼻の下をめちゃくちゃ伸ばされながら声をかけられ、今日がハロウィンであることに気がつく。
「あ、ごめん、お菓子持ってないんだよね…代わりにぃ………善逸くぅん」
「な、ななな、な、なんですか!」
「私の……揉む?」
「なななななななな!?ななな!?」
距離を詰めて耳元で強調して呟く、鼻の下を伸ばしまくってた彼をからかうように。案の定顔が真っ赤っかになりながら身振り手振りを振りかざす善逸くんに爆笑しつつ、そのまま校門を通り抜けようとしたら、背後から低い声が聞こえた。
「……ほぉ?何を揉ませてくれるんだろうな」
「ピャッッッッッ」
怖くなって後ろを振り向く、凄まじい笑顔だ。
「れ、煉獄せ、せんせ、おはようございま〜……す……」
「ハロウィンだからってあまりふしだらな事をしないようにな!双葉」
「何もしてません!」
煉獄先生は一応私の幼なじみである、ので、私に必要以上に過保護な気がする。スカートの丈にも厳しいし、校則も、後輩にちょっかいをかけてるのもいつもこうやって妨害してくる。ちなみにそんな理由の兼ね合いもあって半強制的に私が社会係になった、四六時中監視されている、解せない。
「そうかそうか!」と豪快に笑いながら私の肩を叩いてから、耳に顔を近づけられる。
「トリックorトリート」
「へあっ!?」
「お菓子をくれないのなら、今日も居残りして俺の作業を手伝ってもらおうか…?それとも、何か、俺にも我妻同様、双葉のモノをくれるのだろうか?」
いつものクソデカボイスなんかではない、私だけに聞こえる声で……囁くように煉獄先生の低い大人の男の人の声で、話してくる。
驚いて後ろを振り向くと、パッと肩から手を離して両手を上げていた、口角は弧を描いている。
「ははっ!冗談だ」
「な、は、は…!?」
放心して口をパクパクと動かす、完全敗北だ。
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本当は100評価事に書こうとしましたが、気づけば200になっていました( ; ; )
評価ありがとうございますᐠ ♥ ᐟこれからも機会がありましたらキメツ学園パロディを乗っけたいと思いますので……よろしくお願い致します(*´˘`*)
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透水 - え…物凄く好きなのですが、もう更新はされないのでしょうか? (7月24日 19時) (レス) @page28 id: e8fae7b723 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 面白かったです!もぅ、頬が緩みすぎて大変でした!更新待ってます!頑張ってください! (2021年10月30日 11時) (レス) @page28 id: 6b19049b00 (このIDを非表示/違反報告)
みみ - すごく面白くて一気に読んでしまいました!お忙しいとは思いますが、続きがとっても気になるので更新待ってます!! (2021年6月22日 22時) (レス) id: ab54e64a65 (このIDを非表示/違反報告)
みっちゃん(プロフ) - とても面白いです!一気に読んでしまいました。これで完結なのでしょうか?今後の展開も気になるものです(*´・v・`) (2021年2月14日 2時) (レス) id: e5ea1593cf (このIDを非表示/違反報告)
柑橘蛍(プロフ) - 続きが楽しみです!更新頑張ってください! (2021年1月30日 17時) (レス) id: c6603d0c65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:玄米茶 | 作成日時:2020年10月29日 21時