【七つの大罪】遠い遠い昔のお話*2 【ゴウセル】

53話 ページ10

レオノーラside

聖騎士1「よくここまで1人でやれたものだ
　 このままお前も聖騎士にしたいところだが
　 殺せとの命令だからな」

聖騎士2「検討させるの駄目っすかね？」

聖騎士3「そりゃ駄目だろ
　 まぁ、もったいないけどなー」

聖騎士1「確かに想像以上だな」


遠くでそんな会話が聞こえる
ゴウセルという男はピクリとも動かない
瀕死状態でいくつもの矢が刺さっており
聖騎士が持っている剣は血が滴っている

私はいったいどうしたらいい？
Aを放置することはできない
しかしゴウセルは殺されそう

なんで私は術にかけられた
理由は簡単。
私が未熟だから

あの時私が森に入っていったせいで両親が殺された
あのときの決断がいけなかった
目の前が真っ暗になる。

もし今回も間違えたら。
そう考えると怖い
私はどうしたらいいの？
一体どうしたら・・・・・・









私が迷っている時ふいに悲鳴が聞こえた
急にゴウセルが起き上がった。
そして次の瞬間私は目を疑った。
聖騎士の首が一気にはねられたのだ。

もしかして、そう思った時には遅かった。






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Aの右目に不思議な模様が
浮き上がって輝いていた。

そして目と口からは血が流れ
次の瞬間倒れた。

体が若干痩せたように見えた・・・



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私は決断するのが遅かった

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ゴウセルからの一言！

ゴ『わはははは』

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