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48話 ページ5

結構な速さで進んでゆく。
だから透明マントがするりと脱げてしまう。
雨が直接あたり冷たい。
だが、レオノーラの顔がはっきりと見えた。
ゴウセルの言っていたとおり、目に輝きがない。
やっぱり術をかけられているんだ!
このペンダントをレオノーラに見せて開放s・・・

嘘・・・敵・・・?

そこはいつの間にか広い場所へ出ていた。
あんなに続いていた森はぽっかりと途切れ
まるでその部分だけが奪われたかのように暗い土地が広がっている。
そしてそこにはたくさんの敵が存在した。
レオノーラは後方へと去り見えなくなった。

ゴ『やっぱり罠だったか』

貴「え・・・罠・・・?」

ゴ『あぁ、Aとレオノーラは
  知り合いだろう。
  絶対追いかけると呼んだんだな』

貴「・・・っごめんなさい!!
  私のせいで今まで逃げてきた分が無駄にっ・・・」

ゴ『いや、こうなる事は運命だ
  Aのせいではないし、さからえられはしない』

貴「うん・・・」

ゴ『ふむ、目の前に広がる敵はさほど強くはない。
  だが、後方にいる敵は結構な魔力だ』

敵「攻撃、準備!」

一気に攻めてたてるようだ。
私から見ても強いようには見えない。

貴「ゴウセル、この前方の敵はお願い!
  その間私は逃げるふりをして後方に行く!
  前方倒せたら、後方に来て!
  ここは演技だよ、頼んだ!」

ゴ『ふむ・・・
  レオノーラを開放してくるということか?』

貴「うんっ!」

ゴ『いい案ではないな
  行くなら俺が前方を倒して
  後方を倒している時に行け』

貴「分かった!」

ゴ『・・・俺の事はいいから逃げろ!!』

びっくりした急に大きな声を出したんだもん。
ん?あぁ、私が演技って言ったからかな?

貴「分かったわ!
  気をつけて・・・っ!!」

そう言って森の中に入ってゆく。



・・・めっちゃ恥ずかしかった・・・

49話→←47話


ゴウセルからの一言!

ゴ『わはははは』


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設定タグ:七つの大罪 , ゴウセル , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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らい - 奈緒さん» こんにちは、今受験生の、元ゆうです。奈緒さんには本当にお世話になりました。そして本当にごめんなさい(涙)久しぶりに来てコメントを読み返したら本当に恥ずかしい…w完結していたのでもう一度最初から読ませて頂きました。素晴らしい!お疲れ様でした! (2018年1月19日 21時) (レス) id: d1b16ced0f (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - お久しぶりです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!もうずっと会ってないので、寂しかったです〜〜〜~!!完結まで読むので、これからも更新頑張ってください!!! (2015年8月30日 16時) (レス) id: c9ab76497f (このIDを非表示/違反報告)
奈緒(プロフ) - 黒瀬さん» 大丈夫です!私だって結構gdgdですし、それでも読んでくれる人がいるから頑張れます!私も応援してますよ!! (2015年8月25日 17時) (レス) id: 44529c5c9e (このIDを非表示/違反報告)
奈緒(プロフ) - ゆうさん» はい!ほんとにありがとう!! (2015年8月25日 17時) (レス) id: 44529c5c9e (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬 - 貴方の文才が羨ましい私も小説を書いているのですがうまくなりません。でも貴方なら大丈夫!頑張って!応援してる! (2015年7月20日 22時) (レス) id: 53b3c9dd63 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:奈緒 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2015年1月7日 12時

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