71話 ページ30
しばらく顔に熱を感じながら、マカロンを丁寧に包装していく。
最後にメッセージカードを書いて挟み込んで完成した。
貴「うん!バッチリ!
それじゃ、レオノーラの部屋に持っていかなくっちゃ!!」
レオノーラのいる部屋へと向かう。
ドアへ近づき,耳を澄ませると物音がした。
どうやらすでに起きているらしい。
貴「レオノーラ?入っても良い?」
レ「A?いいよ〜〜」
貴「おじゃましまーーす!」
部屋の内装はなんともレオノーラらしいかんじで、
綺麗に整頓されていて,お花が多かった。
花が好きなのも食べるのが好きなのも変わってない。
心の何処かに懐かしさを感じた。
レ「A、どうしたの?」
貴「あ,うふふ・・・実はね?
ジャーン!私を助けてくれたお礼!」
そう言って私はラッピングしたマカロンを手渡す。
レ「え?え?いいの??
あ、ありがと!!!!!!」
レオノーラの目にはうっすら涙が溜まっていた。
貴「ずっとお礼しそびれてたから、なんかしたいなって思って。
ゴウセルにレオノーラの好きな事聞いたらね
食べる事が好きだって言うし,
花が好きな事も昔となーんも変わってないな〜って」
レ「変わってないよぉ!」
貴「うふふw
食べてみて?結構いい感じに出来たの!」
レ「うん!」
ラッピングされたマカロンの包装を綺麗にほどく。
1個手に取って食べる。
レ「ふぉっ!おいし〜〜〜!」
貴「良かった!」
レ「あのね?A。
私今日、外泊取ってくるから!」
貴「へ?」
レ「ゴウセルにもお礼するんでしょ?
頑張って!」
貴「あ・・・」
一瞬忘れていた事。
そうだ,しまったぁぁぁあああ!
貴「う、頑張る・・・」
レオノーラの気遣いはすっごく有り難い。
が、頑張れるか・・・な?
ゴウセルからの一言!
ゴ『わはははは』
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らい - 奈緒さん» こんにちは、今受験生の、元ゆうです。奈緒さんには本当にお世話になりました。そして本当にごめんなさい(涙)久しぶりに来てコメントを読み返したら本当に恥ずかしい…w完結していたのでもう一度最初から読ませて頂きました。素晴らしい!お疲れ様でした! (2018年1月19日 21時) (レス) id: d1b16ced0f (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - お久しぶりです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!もうずっと会ってないので、寂しかったです〜〜〜~!!完結まで読むので、これからも更新頑張ってください!!! (2015年8月30日 16時) (レス) id: c9ab76497f (このIDを非表示/違反報告)
奈緒(プロフ) - 黒瀬さん» 大丈夫です!私だって結構gdgdですし、それでも読んでくれる人がいるから頑張れます!私も応援してますよ!! (2015年8月25日 17時) (レス) id: 44529c5c9e (このIDを非表示/違反報告)
奈緒(プロフ) - ゆうさん» はい!ほんとにありがとう!! (2015年8月25日 17時) (レス) id: 44529c5c9e (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬 - 貴方の文才が羨ましい私も小説を書いているのですがうまくなりません。でも貴方なら大丈夫!頑張って!応援してる! (2015年7月20日 22時) (レス) id: 53b3c9dd63 (このIDを非表示/違反報告)
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