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ページ36

「勘のいい子どもたちだ。
私がここにいるのに気付いたらしい。」


「それじゃあ、この振動は…!」


「太一たちだわ…!」


「っ…太一…!」


そう話している間にも
2人のコピーは着実に完成に近づいており
その間にピヨモンとコロナモンは目を覚ました…


「ピヨモン…!」


「コロナモン…!」


「空…!
っ!?」


「な、なんだこれは…!?」


「ピヨモンもコロナモンも漸くお目覚めか。

だがちょうどいい。
今まさに子どもたちのコピーが完成したのだ。
これで力を発揮でき、エテモンを倒せる」


「なんだと!?」


すると外から爆発音が聞こえ
壁から太一とヤマトが出てきた。
だが2人の目にはコピーの2人しか映ってなかった…


「空!」
「瑠美…!」


「そっちは偽物よ!!」
「本物はこっちだ!」


「「え?」」


それに気付いたピヨモンとコロナモンは
そう叫ぶと2人は顔を声のする方へ向け
改めて捕まっている空と瑠美を見た。


「瑠美と空のコピーを作ろうとしているんだ!」


「太一…!」


「ヤマト…あなたまで…!」


「空…!」


「たった今コピーは完了した。
聖なるデヴァイスと紋章を身に着けさせれば
こちらが本物になる」


「!そうはさせないぞ!」


太一とヤマトはナノモンから
2人の紋章とデジヴァイスを取り戻し
捕まっている2人の元に行くが…


「そんなことをされれば
こちらの予定が狂ってしまう!」


「!太一ーーーー!!」
「ヤマト…!!」


ナノモンにより
2人のいた場所に大きな穴が開き
空と瑠美は下に落ちる…


「空…!」
「瑠美…!」


それを太一とヤマトがさせるはずはなく
太一は空を、ヤマトは瑠美の手を掴んだ。


「っ…!!
これは…!?」


「エテモンのネットワークを形作っている
暗黒の力の中心部だ。
そこに落ちれば全てのものが暗黒の力に吸収され欠片も残らない。

オリジナルどもに用はない!
消滅して貰おう!」


ナノモンはその手を伸ばして
空と瑠美を掴んでいる太一とヤマトの手を強く握った。


「「うぐっ!!」」


「!太一!!」


「ヤマト…!」

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†NANA†(プロフ) - ページ35で、「当たる人の」が「当たる人に」になっています。 (2021年2月10日 3時) (レス) id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ10で、「進化さえすれば」が「進化させすれば」になっています。 (2021年2月10日 2時) (レス) id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ4で、「瑠美も」が「瑠美ろ」になっています。 (2021年2月10日 2時) (レス) id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:スート | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年8月15日 20時

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