滾る太陽と高ぶる月【サーバ大陸編】

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5匹が進化し
エテモンを食い止めている間に
太一は封印をとくレバーを上げる。


「己で作った封印の威力、思い知るがいい！」


それにより解放されたナノモンはそれを使い
エテモンを抑えようとするも
その一部はバードラモンとファイラモンに当たり２匹は元に戻ってしまった…


「ピヨモン！！」


「コロナモン！」


「何するんだ！？」


「おまえたちの役目は終わった…！」


「！？」


「きひひっ
こういう奴なのよ、ナノモンって」


「ほざけ！プラグボム！」


「ダークスピリッツ！」


ナノモンとエテモンの攻撃が相殺しあい
その場に大きな爆発が起きる。
その間に空と瑠美は倒れたパートナーたちの元に駆け寄った。


「ピヨモン！！」


「コロナモン…！しっかり…！」


「ぐあっ！」


「「っ！」」


その時、近くにナノモンが吹き飛ばされ
2人は手を握り合った。


「今度もあちきの勝ちね！」


「戦闘力だけのサルが…！」


ナノモンはそう言うと
空と瑠美の口を塞ぎその手をさらに伸ばしてピヨモンとコロナモンを抱き上げた。


「「きゃぁ！！」」


「こいつらの真の力を利用すればおまえなど絶対に倒せる！
覚悟して待っていればいい！」


そうして空と瑠美はナノモンに連れていかれ
太一たちは慌てて追いかけるも
そこにはあの高圧電流の流れる金網があった…


「太一ーーーーっ！！」


「みんなっ！！」


最後に2人の悲鳴が響き
太一たちは助けに来てくれたヤマトたちに助けられ撤退した…


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「そうか…空と瑠美、ピヨモンとコロナモンが拐われたのか…」


“ちくしょう…！”と泣き続ける太一にみんなは何も言うことができず、夜となった…

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