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階段を登って数時間
いつの間にか日は沈み
みんなは疲れていた…
「ファイラモン、
無理しないでいいわよ、私も自分で歩くわ。」
「い、いや!
瑠美だって
ここに来てからムリばかりしてたんだ…!
今度はオレがムリする番!」
「……
ピッコロモン、
あとどれぐらいで到着するの?」
「もう見えて来たッピ!
あれが私の家だッピ」
そうピッコロモンが指した家はまだまだ先にありみんなの表情も沈む、も
「食事の用意もできてるッピ!」
その言葉で一気に表情が明るくなって
歩くスピードも早まった、のだが
いざ、家に着いたとしても待っていたのは食事ではなく…
「ねえ、飯は…?」
「その前に次の修行だッピ」
「そんなことだと思った…!」
掃除道具だった。
なんと全員でこの家の廊下を雑巾がけをするらしい…
「ぞ、雑巾がけ?」
「えぇ!?
この廊下全部でっか!?」
「うっそー!?」
「きみたちはスペシャルメニューだッピ!
私と一緒に来るッピ!」
「「スペシャルメニュー…??」」
やる気はないものの
やるしかない、とみんなはバケツと雑巾を持った。
「コロナモン、私がやるから休んでていいよ?」
「い、いや!やる!
瑠美の手伝いやる!」
「…ムリしないようにね」
「お、おう!」
ファイラモンから退化したコロナモンは
瑠美とともに雑巾を持って苦手な水の中に手を入れた。
「っ…!!」
「コロナモン、やっぱり…」
「や、やる!!」
「…(どうしたのかしら…)」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
なんとか掃除を終わらせると
太一とアグモンがいない中食事をとり
その疲労からすぐに眠りについた…のだが
璃久とルナモンだけ目が覚めそっとその部屋から抜け出した…
「ルナモンも眠れなかった?」
「うん…なんだかね…
でも眠いよ…ふわぁ…」
「ふふ。
あれ、ピッコロモン」
「む?璃久とルナモンかッピ。
眠れないのかッピ?」
「うん、眠いはずなのに、なんでだろう…」
廊下でピッコロモンと会ったその時
璃久のタグが光った…
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†NANA†(プロフ) - ページ35で、「当たる人の」が「当たる人に」になっています。 (2021年2月10日 3時) (レス) id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ10で、「進化さえすれば」が「進化させすれば」になっています。 (2021年2月10日 2時) (レス) id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ4で、「瑠美も」が「瑠美ろ」になっています。 (2021年2月10日 2時) (レス) id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
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