滾る太陽と高ぶる月【サーバ大陸編】

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「「コカトリモン！！」」


「こいつがエテモンの仲間！？」


「太一と丈さんの紋章を持っているから
多分そうだわ…！」


“こかーかっかっか！”と笑ったコカトリモンは
大きな翼で見せつけるように紋章を掲げた。


「選ばれし子どもたち5人は
つかみゃって日干しにしたがや！
しばらくしたら、選ばれし子どもたちの干物ができるがや！」


「太一さん…！みんな…！
っ！コカトリモン！
デジモンたちはどうしたんだ！？」


「わしの力で石にしたがや！
ああいう石なら漬物石ぐらいには使えるがや」


璃久の質問に平然と非道な答えを出すコカトリモンに、4人と4匹の怒りが募りコロナモンとピヨモンが動いた。


「許さない…！
コロナフレイム！！」


「マジカルファイアー！」


2匹の攻撃は避けられ
パルモンとルナモンの攻撃は弾かれてしまった。


「エトラファイア！！」


「！姉ちゃん！みんな！逃げて！！」


「「「わぁああ！！」」」


璃久によりコカトリモンの攻撃から避けて
また走るも船の先端…
つまり、行き止まりまで来てしまい
コカトリモンに追いつかれてしまう…


「追い詰めたがやー！」


「ピヨモン！進化よ！」


「うん！」


「コロナモン」


「OK！！」


だが、広い場所に出て
戦いやすくなったことは確かであり
空と瑠美はデジヴァイスを掲げた。


「ピヨモン進化…バードラモン！」


「コロナモン進化…ファイラモン！」


それぞれ空を飛ぶデジモンとなると
コカトリモンは怯みその間に攻撃をしかける。


「メテオウィング！！」


「ファイラボム！！」


「こけー！？」


「コカトリモンって飛べないみたいだよ！
ルナモン！」


「パルモン！チャンスよ！」


「「うん！」」


「ルナモン進化…レキスモン！」


「パルモン進化…トゲモン！」


慌てるコカトリモンに
今度は璃久とミミがデジヴァイスを掲げ
ルナモンとパルモンを進化させた。


「メテオウィング！」


「チクチクー！」


「ムーンナイトキック！」


「ファイラクロー！」


4匹の攻撃により
コカトリモンは吹っ飛び煙突に落ちる。
そして璃久は落ちた紋章を手に入れてひとまず一件落着となった。

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