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ゲンナイの説明に
みんなは絶望にも似た感情を抱く。
だが、そんな子どもたちを見てゲンナイは次の質問に答えた。
『アグモンがコロモンに退化した訳を話そう。
例えタグと紋章を手に入れても正しい育て方をしないと』
「正しい育て方？」
『そう、
正しい育て方をしないと正しい進化はしない』
「正しい育て方ってなんだよ？」
『選ばれし子どもたちよ、
正しい育て方を考えるのじゃ、それが…』
だが全てを答える前に
ゲンナイを映し出していた機械は壊れてしまった…
「「「あぁ…」」」
「あのじじい、
いつもわけわかんないことばっか言いやがって…！」
ゲンナイの言うことも理解できず
子どもたちはまた肩を落としていると
ピヨモンとコロナモン、ルナモンが何やら話し始めた。
「正しい育て方だって」
「正しい育て方かー、
オレにはよくわかんないけど
瑠美に信用されてるからいいかな」
「私もー」
「でもさ、オレたちって
正しい育て方されてるのかなー？」
それにガブモンも加わり
彼の疑問にヤマトは焦ったように声を上げた。
「ガブモン！ちょっと待て…！」
「僕、自信ない…」
「こらこら光子郎はん、何言うてまんねん…」
「オイラは？」
「僕も全く、全然、少しも自信がない、
自信ゼロパーセント…」
「おいおい…」
各々デジモンたちに問われ肩を落としていると
遠くの方からボーっという汽笛の音が聞こえ
みんなは辺りを見渡すも近くには何もなかった…が、
その音はだんだんと近づいてきて
その正体にみんなは悲鳴を上げる。
「軍艦だ…！！」
「いいえ！豪華客船よ…！！」
その音源…豪華客船は止まることなく
こちらに向かってくる。
「どうして砂漠の中に豪華客船が…！？」
「あれも蜃気楼！？」
「蜃気楼じゃ、ない！」
「「「うわぁあああ！！」」」
みんなは咄嗟に動きその豪華客船から逃げる。
すると豪華客船はいきなり止まり
中からヌメモンが出てきた。
「ヌメモン！」
コロモンも瑠美も体力の限界が来てるのか
顔を苦しげにしていることに気付いた太一は
休ませてくれないかとお願いするも
ヌメモンはいやそうに顔を顰めていた。
「ヌメモンのことならあたしに任せて！
ヌメモーン！あたしたちー、疲れてるのー！
この豪華船で少し休ませて？
お、ね、が、い！」
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†NANA†(プロフ) - ページ35で、「当たる人の」が「当たる人に」になっています。 (2021年2月10日 3時) (
レス) id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ10で、「進化さえすれば」が「進化させすれば」になっています。 (2021年2月10日 2時) (レス) id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ4で、「瑠美も」が「瑠美ろ」になっています。 (2021年2月10日 2時) (レス) id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
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