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Noside

ポムフィオーレ寮。
大体の生徒が寝ている時間。

一部屋だけ、ひっそりと電気が点けられていた。

部屋には二人。

片やA・フィアネル。
紙に洋服のイメージを描いている。

片やエペル・フェルミエ。
真夜中に関わらず、カップラーメンをすすっている。

そして、エペルが口を開いた。

「あの……Aサンが、監督生サンをいじめてるって噂……本当ですか」

聞きづらそうにエペルが言う。

「噂は嘘だよ
うーん、僕は監督生さんと仲良くしたかった」

Aは眉を下げて呟いた。

「そうですよね
ポムフィオーレのみんなはAサンの味方ですよ」と笑っていった。

無論二人とも翌朝ヴィルにこってり絞られていた。

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作者名:神楽坂シキ | 作成日時:2022年2月23日 23時

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