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みうと共に店に入り出勤をしてから
1時間が経過して
初っ端から被ってしまった2人の客の接客を終えた頃
外の雨の音も聞こえないほど
賑わいを見せた店内を見て
今日も忙しいのか 、
と気分からか肩の荷が降りるなんてもってのほかで
鉛でも乗せているのかと思うくらいに重たい 。
ついさっきまで接客していたお客は延長無しで
ドリンクすら頼ませてはくれないくせに
ブランド自慢、金持ち自慢をするいつまで経っても
理解できないタイプの男共だっただけに
良い客ですら悪い客に見えてくるから
序盤ではなるべく当たりたくなかったな 、
みう「 皐月 … ！」
『 何 、どうしたの』
レースのたくさんついたテールカットのドレスで高いヒールなのにそれに見合わない必死な様子で少し走るように近づいてきて何かを伝えに来た 。
みう「 今来たお客さん 、！」
『 やばい人っぽい？ 』
みう「違う！ タツさんだって … ！」
『 …は？ 』
嘘でしょ？
半信半疑で死角からちらりと覗くと
ボーイにテーブルへ案内されてる数時間前に見たばかりの姿
猫背な姿勢も
少し伸びた襟足も
携帯をいじる白くて綺麗な手も
間違えるわけが無い
まず数時間前まで一緒にいた人間を忘れる程の馬鹿じゃない
「 皐月さーん 」
『 、 はい 』
行かない訳にはいかない
�犁勠� に変わりはないから
後ろで僅かに動揺を見せるみうはとりあえず放置して
クラッチバックを手に辰哉の元へ向かう
深「 お 、皐月 。」
『 源氏名覚えてたの？ 』
深「 ん 、暫く会えなそうだったから来ちゃった 。笑 」
『 … 私から行くって … 』
深「 俺が来たかったの 。」
何飲む？ そう聞いてくれるし
プライベートっぽい話は小声にしてくれるし
辰哉は良客だけど
あくまで客としてしか見ていない場合の良客で
そう見えなくなっている私は多分嬢として
ダメだと思う
会う回数もプライベートで話す回数も
もちろんどの客よりも多くて話も楽そう
時々見る横顔は冷めた目とアンニュイな様子の笑顔が店内の照明に照らされて
目が奪われる
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Svvan(プロフ) - hs.さん» ただいまです〜〜っ、書き溜めていた下書きとかも続々公開していきます！ (8月2日 1時) (
レス) id: 7a04bee1c0 (このIDを非表示/違反報告)
hs.(プロフ) - svvanさんお帰りなさいませ！の小説とても大好きなのでまた読めるのが嬉しいです！ (8月1日 23時) (レス) @page39 id: 37efc71d63 (このIDを非表示/違反報告)
svvan(プロフ) - みさん» お問い合わせありがとうございます。現在更新作品のみの公開となっており 、パスワードはお伝えしていません泣 申し訳ありません、。 (5月22日 15時) (レス) id: f89841d413 (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - 落下流水読みたいのですがパスワード教えていただくことはできますか？？ (5月22日 15時) (レス) id: f60f728e49 (このIDを非表示/違反報告)
Svvan(プロフ) - hs.さん» hs様ありがとうございます泣 初作品でもあり、思い入れのある作品なのでそう言って下さり本当に嬉しいです。Another storyの方もよろしくお願い致します!! (2021年9月15日 21時) (レス) id: ceeaea875a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Svvan
x他1人 | 作成日時：2021年4月10日 5時
