4* ページ4
Fukazawa side
暗い部屋にカーテンの隙間から朝焼けの光が差し込んでる
あれ 、俺あのまま寝たのか
生憎記憶を無くすことも無く
頭痛と体の重さに嫌悪感に溢れる 。
『 起きた？ 』
深「 ん 、起きた、ごめんなぁ 」
『 別に 。お味噌汁だけだけど 、作ったから 』
気が向いたら飲んで 。
腕まくりした袖を下ろしながら
Aが気を使ってくれた 。
ベッドから降りようと
動けば頭がズキンと痛む
少し時間経ってから行くか …
*
深「 あ゛〜 超うめぇ 、 」
『 オッサン 』
深「 おい 、笑 」
『 きつそうだね 』
リビングの机を挟んで向かいあわせで座って2人で味噌汁を啜る。
少しずつ話も普通ペースで出来るくらいに目が覚めて
頭も覚醒した 。
ワカメとネギの入った味噌汁はどことなく懐かしくて
なんとなく消えていない気のした苛立ちや辛さが
解れていくような気がする
深「 ほんと 、美味いわ 」
『 … 辰哉の家味噌汁の具これなんでしょ？ 』
深「 … あら 、 覚えてたの？ 笑 」
『 まぁ 』
だいぶ前に家の話をした時
おふくろの味としてその話を漏らしたことがある 。
Aの作った味噌汁に若干味は違えど懐かしいのは
どちらも優しい味に変わりはなくて
弱った気持ちのせいで少し受け答えに間ができた 。
『 昨日何があったの 』
深「 ん？ 」
『 外にまで座って何かあった？ 』
深「 あー 、会いたくなっちゃったのよ 」
『 それだけ？ 』
深「 そう 笑 」
本当にそれだけ
会いたかった
『 私もだよ 』
深「 え？ 」
『 まぁでもお金落とせないし 』
この時期結構出費するし
そう言いながら空の器を流し台に持っていく 。
�� 来て欲しいから呼んでんのよ？ 金とかじゃなくて ��
�� 私が嫌 ��
�� …頑固だねぇ ��
そうだった 。Aはツケにする事もないし
毎回キャッシュで生活も転落しないように
賢く生きているタイプだった
多分5月もこの調子だと会えないじゃん 。
GWも意外と忙しいし
脳裏に駆け巡る去年の今頃のA
落ち着いてあえるようになったのはしとしとと
雨が降り注ぐ季節だった
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿あ 、でも 去年は…
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Svvan(プロフ) - hs.さん» ただいまです〜〜っ、書き溜めていた下書きとかも続々公開していきます！ (8月2日 1時) (
レス) id: 7a04bee1c0 (このIDを非表示/違反報告)
hs.(プロフ) - svvanさんお帰りなさいませ！の小説とても大好きなのでまた読めるのが嬉しいです！ (8月1日 23時) (レス) @page39 id: 37efc71d63 (このIDを非表示/違反報告)
svvan(プロフ) - みさん» お問い合わせありがとうございます。現在更新作品のみの公開となっており 、パスワードはお伝えしていません泣 申し訳ありません、。 (5月22日 15時) (レス) id: f89841d413 (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - 落下流水読みたいのですがパスワード教えていただくことはできますか？？ (5月22日 15時) (レス) id: f60f728e49 (このIDを非表示/違反報告)
Svvan(プロフ) - hs.さん» hs様ありがとうございます泣 初作品でもあり、思い入れのある作品なのでそう言って下さり本当に嬉しいです。Another storyの方もよろしくお願い致します!! (2021年9月15日 21時) (レス) id: ceeaea875a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Svvan
x他1人 | 作成日時：2021年4月10日 5時
