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深「 ねぇ 、A 」
『 ん 』
深「 … 夜辞めてって言ったら無理？ 」
『え？』
2人ぼっちみたいな何も無い空間で
私の顔を覗き込みながら
予想だにしていなかった言葉を投げかけられた
夜を辞めて
そんなこと言われると思っていなかったから驚いた
素顔の私の頬や唇を指で撫で
子供に言う様に甘く優しい物腰
深「 濃いメイクしてるAも好きよ？」
『 うん 』
深「 でも 、俺おかえりって言ってくれる
Aの方が好きなんだわ 、 」
『 … でも 、私は 』
深「 �� 夜の世界から出られない �� でしょ？ ｣
『 ん 、』
私は夜が好き 。
私は夜以外を知らない 。
理由としては薄いかもしれないけど
私にとっては重要視すべきこと 。
夜の霞んだ月が出てる時間に
人との所詮は�犇皚� 繋がりの仕事
それが私にとっては全てだった
辰哉も同じだと思っていた
深「 夜に居てもいいけど 、その仕事辞めてよ 」
『 え？ 』
深「 キャバクラ。辞めてよ 」
『 …うん 』
深「 そしたらまた 、月が綺麗って言えるでしょ 」
『 覚えてたの？ 』
�� 綺麗に生きてたら 、また綺麗に月も見えるのかな ��
�� 見え方 そんな違う？ ��
�� うん 。全然 ��
�� いつか綺麗なの一緒に見よーね ��
�� ふふ 、うん ��
�� んは 、笑 ��
酔った勢いというより店の雰囲気に流されポロッと口をついて出た言葉をわざわざ覚えていたんだ
ネオンにぼやかされる月はもう見飽きていて
昔に戻りたくないけど昔と同じ空を見たいと思っていたから出ただけ 。
それなのに辰哉は私の言ったこと 、沢山覚えてる
私のことを何でも知ろうとしてくれている
知らない間にずっと甘やかされてたのかな
『 わかった 。』
深「 いい？ 」
『 でも 、すぐには 』
深「 すぐじゃなくていいのよ。10年先でも30年先でも 」
『 そんなに 、笑 』
深「 本気よ？俺Aがしたい事は極力認めたいし」
『夜はダメなんだね』
深「 だってAは俺のでしょ？」
そんなこと言うなら辰哉だって …
不満の1つも言いたかったけど
あまりにも優しげな 、寂しそうな顔をするから
何も言えなくなって
ただ首に腕を回してぽってりとした柔らかそうな唇に
軽く口付けた 。
深「 … それはずるいっしょ 」
『 ふふ 、いや？ 』
深「 ん 、もう1回しよ 。」
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Svvan(プロフ) - hs.さん» ただいまです〜〜っ、書き溜めていた下書きとかも続々公開していきます！ (8月2日 1時) (
レス) id: 7a04bee1c0 (このIDを非表示/違反報告)
hs.(プロフ) - svvanさんお帰りなさいませ！の小説とても大好きなのでまた読めるのが嬉しいです！ (8月1日 23時) (レス) @page39 id: 37efc71d63 (このIDを非表示/違反報告)
svvan(プロフ) - みさん» お問い合わせありがとうございます。現在更新作品のみの公開となっており 、パスワードはお伝えしていません泣 申し訳ありません、。 (5月22日 15時) (レス) id: f89841d413 (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - 落下流水読みたいのですがパスワード教えていただくことはできますか？？ (5月22日 15時) (レス) id: f60f728e49 (このIDを非表示/違反報告)
Svvan(プロフ) - hs.さん» hs様ありがとうございます泣 初作品でもあり、思い入れのある作品なのでそう言って下さり本当に嬉しいです。Another storyの方もよろしくお願い致します!! (2021年9月15日 21時) (レス) id: ceeaea875a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Svvan
x他1人 | 作成日時：2021年4月10日 5時
