第十三話 ロキ ページ14
とある日…
「なーんか暇だなぁ…うーん…なんか無いものか…」
木の上でブツブツと呟く
風にあたって、空を見る
「…もう、あの戦争があってから100年かぁ…短かったなぁ…意外と」
神々の争い。
それがあってからもう100年の月日が流れた。
パサァっと僕の羽が音を立てる。
……あの日、僕が落とされてから100年
「…ゔぁぁぁぁ!!なんか黒くなりそうだっ!!他の事考えよ!」
バタバタ…ばさぁ!
「うわぉ!!な、何だ?」
急に顔に何かが覆いかぶさる。
「バサッ)なんだなんだ〜?……『我が世界、最高にファンタジー企画:メンバー募集中!私達は共に散らばった世界を繋ぐ仲間を探しています!!』……バラバラになった世界を?」
その言葉にピクっとする。
…………あぁそうか、
こんなにもこの世界は愛されていたんだ。
「……ホント、神が聞いて呆れるよ」(苦笑い
だからやだったんだ。
この世界を壊した神々が。
……ホント、呆れるよ。
「…どこでやってるんだろ?これ」
いつの間にか、そう呟いていた。
こうなったのも、全部神々が悪いんだ。
その、神の一柱である僕が、これに参加してこの世界を治したい。
……せめてもの償い。
『汝、この企画に参加したい者か?』
「え?……魔法?!」
急に聞こえた声に一瞬ビビるが、すぐに魔法だとわかる。
「……うん!そうだよ!僕も参加したい!!」
『…そうか…なら、この魔法陣に入れ。』
途端、文字が光り輝き、瞬間移動用の魔法陣が現れた。
…進歩したなぁ。魔法も。
一歩、その魔法陣に足を踏み入れ_________
「ようこそ、我が世界、最高にファンタジー計画本部へ」
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夕暮れの紅猫(プロフ) - 浅葱_なずさん» 一応、続きがありますよ! (2017年9月5日 1時) (レス) id: bc75671915 (このIDを非表示/違反報告)
浅葱_なず(プロフ) - 凍結でつか(*゚▽゚) (2017年9月4日 22時) (レス) id: 638a6231c6 (このIDを非表示/違反報告)
夕暮れの紅猫(プロフ) - 欺瞞と悪戯の神・ロキさん» ありがとう! (2017年7月22日 17時) (レス) id: bc75671915 (このIDを非表示/違反報告)
欺瞞と悪戯の神・ロキ - 遅くなりました!直したよ! (2017年7月22日 16時) (レス) id: 55b7b486eb (このIDを非表示/違反報告)
欺瞞と悪戯の神・ロキ - 夕暮れの紅猫さん» わかった!何とかしてそれにする!僕の事はためでいいよ! (2017年7月21日 22時) (レス) id: 55b7b486eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ステラどるちぇ x他14人 | 作者ホームページ:
作成日時:2017年5月28日 20時