孤独な天才７

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赤葦side

なんとか間に合って

Aを落ち着かせている

一歩間違えればAは壊れる

そんな緊張感を持ちながら俺達は言葉を選んでいた



茅野｢Aっ!!!!!!!!｣



茅野ちゃんに任せるのもいいが

もしものときは俺達が守らないと行けない

赤葦｢…｣

研磨・月島｢…｣(ｺｸｯ

月島たちに合図を送り

様子をみる

茅野｢A、ごめんね…！もっとちゃんと助けてあげられなくて…、いつも私ばっかり助けられて、情けない…でも、今は心の底からAを助けたいって思う…!!!!｣

『………助けるってなに』

Aは自分に自己暗示を掛けている

助けて欲しいという思いを隠して

茅野｢A…ほんとはこんなことしたくないんだよね？謝ったら許そうって、思ってたんだよね？｣

『……』

茅野｢Aを否定するわけじゃない、私だって橘ちゃんを許せない、Aに酷いことした…ただ、こんなことは間違ってる！やってること一緒になっちゃうよ！！｣

『…っ』

今までにない緊張感が走る

よく分からない汗が首筋を通り、鎖骨に流れる

動揺はしているんだろうが









Aは銃を離さない

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