孤独な天才5

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月島side

黒尾「これより、緊急会議を開く！！」

カッと目を見開いて叫ぶ黒尾さん

まぁ、Aが調子悪いだけで、仕事の調子も悪くなるからね

緊急事態かもね

黒尾「各自、Aが喜ぶような案をだせ！！Aの機嫌が良くなれば解決だ！！
まずはちゃっかり可愛がられている日向！！」

日向「は、はい！！」

確かに、よく一緒に出かけるのを見かける

ていうかこれ殺し屋の印象崩すんじゃない？

日向「Aは、ご飯が好きです！！俺と出かける時、絶対飯食いに行きます！！」

月島「それはただ、Aが日向に合わせてるだけデショ」

黒尾「まぁイタリアンの候補はあるな…次！！Aの母！夜久！！」

なんでこんなに叫ぶんだろ

夜久「そうだな…Aはお菓子とか作るの好きだから、みんなでクッキングでもするか？」

Aは手先が器用だ

たまに深夜に何かしてると思ったら

マカロンやらガトーショコラとか作ってる

Aの作るショートケーキは格別に美味しい

そこらへんの表参道女子より女子力が高い

黒尾「いいな！…でも不器用なやつ多いから、イライラすんじゃね…？」

「「あー…」」

黒尾「じゃあAに詳しい赤葦！！」

赤葦「A、可愛いもの好きですよね、なら、動物園とかどうっすか？」

この間、研磨さんと赤葦さんと出掛けたAが

うさぎのぬいぐるみを抱きしめて帰ってきた

意外だったけど、まぁ女の子らしくていいんじゃない

黒尾「いいとは思うんだけどよ…こんな巨人たちがAの周りうろついてみろよ…
レディーガガ来日みたいになんぞ…」

赤葦「それはそれでA嫌がりますね…」

ていうかまず

Aは黒尾さんと出かけるの嫌なんじゃ←

黒尾「じゃ〜次は〜……」

木兎「…」そわそわ

黒尾「……ひとつ飛ばしてリエーフ！！」

木兎「なんで飛ばすんだよっ！！」

黒尾「お前ろくなこと言わねーだろ」

木兎さんに聞くのは間違い

なんていうか絶対わかる

木兎「言うもん！」

黒尾「なんだよ」

期待はしない

木兎「焼肉っ！！！」

黒尾「はい次〜」

木兎「まじかよ！！Σ(￣□￣;)!!」

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