孤独な天才5

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リエーフ「あーー！やっときたー！！」

『ツッキーどうした』

月島「…木兎さんに……おぇ……」

やめてあげてよ

月島はお酒そんなに強くないんだから

木兎「早くこっち来いよ！」

『赤葦、E組のことは内緒だよ』(ボソッ

赤葦「わかった」(ボソッ

私は黒尾とリエーフの間に

赤葦は木兎の隣に

黒尾「Aなにか飲むか？」

『シャンパン』

黒尾「ジンジャエールな」

さすが黒尾

わかってる

木兎「あかーし！！飲んでるか！！」

赤葦「まだ頼んでませんよ」

リエーフ「あのなぁ〜、俺なぁ〜」

『そうなんだすごいね』

リエーフ「まだ言ってない〜」

酔っ払ってるわ

あーあ、夜久さんに怒られる

「ジンジャエールです」

『ありがとう』(微笑)

「いえ」(微笑)

黒尾「店員までおとすのやめろ」

『練習』

黒尾「練習しなくていいの！！」

他に練習するやついないし

ていうか

本当にシンナー臭い

『完敗』

黒尾「漢字がちげぇぞ、乾杯」

チンとグラスの音を鳴らし

お互い飲み物を口に運ぶ

うっわ

炭酸きいてる

ふと横の黒尾をみる

炭酸を飲んでるようにしか見えない

黒尾「ん？」

『お酒ってどんな味するの？』

黒尾「どんな味って言われてもなぁ」


しばらく黙ったあと

黒尾「飲んでみるか？」

といわれたので

しっかり頷いた

※これは小説上の物語です。未成年の飲酒は法律で禁止されています。

〜〜

「お待たせいたしました。ピーチフィズでございます」

黒尾がお酒を頼んでくれた

ピーチフィズってなに

ピーチ姫がモデルなの？

『……いざ、飲酒』

黒尾「いざ出陣みたいにいうな」

赤葦「一杯だけだよ」

『うん』

なんだか緊張する

恐る恐るグラスを持ち

口に運ぶ

『あ、美味しい』

黒尾「あっ！」

成行きで一気飲みしたら

意識がどっかいった

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