✽ ページ9
✽
「まぁこんなところですかね、全然回れていないんです。」
回った師団をあげおわったシェルはパッと二人の方を向いた
「なるほどなるほど〜、となると、ぱっぱと決めちゃった方が早いですね〜」
猫被ったチーノはすぐに勧誘するつもりのようだ。
ペイントが来た時のように、我々師団のポスターを適当にまとめてあった山の中から引き抜く。
「そんなシェルさんに是非オススメしたい師団が――――」
「――――こんちゃーす！」
途中で入り込んで来たのは、
ばたーんと音を立てて扉を開けたシャオロンだった。
「シャオさん、」
「今日は思ったより早かったっすね」
「俺はな。アイツらはもうちょい遅れて来ると思うで」
そこまで話すと、師団室に客がいることに気が付く。
「…え、あれ、シェル先輩？」
「あらあらトイフェルさん、こんにちは〜」
「そこ知り合いだったんすか」
「ほらあれやで、この前の言うた救護班の」
「あぁ〜」
取り敢えず扉を閉め、
シャオロンはショッピ達の方に近づく。
シェルに向き直り、問う。
「シェル先輩何しに来たん、この前話した我々師団やでここ？」
「はい、だから相談しに来たんです〜」
「相談？」
「師団決めのことですねぇ。回ったり、オススメの師団の紹介だったり、手伝って欲しいんです〜。」
「この前自分のペースで決める言うてませんでしたっけ…？」
「あぁ、何かもういいかなぁって」
「軽」
悪魔は飽き性である。
〜〜〜〜〜〜
ごめんなさい、ntj組のpeさんのお名前を出させていただきました。
今後、本編と同様にコラボしている方々は登場させていただく方針なので、どうぞよろしくお願いいたします。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 61人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時：2024年2月20日 23時
