【d!】師団員というかマネージャーというか。【魔主役！】 (ページ5)

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「それでは治療しますので、皆さんリラックスしててくださいね〜」

とニッコリしながら女子生徒が手をかざすと、
やわらかな光がシャオロン達を包み込む。
それが消える頃には傷が綺麗サッパリ治っていた。

「え、半永久(ヒール)使えるんですか…！？」

「あ、まぁ…そんなとこです〜」

彼女は、シャオロン達に気になるところは無いかを確認した。

「大丈夫そうですね。え〜と、それではトイフェルさん達、
…どうかしましたか？」

「あ、いや、まだお名前聞いてないなって」

「あら、ごめんなさい、まだでしたねぇ。」

「私はプラ=エン・シェルです。よろしくねお願いします。」

少し頭を下げてから「一応二年生です〜」と補足をした。

「やっぱり先輩やったんか！」

「そうですねぇ、トイフェルさん達からしたら先輩です〜
あ、でも好きなように呼んでくれて構いませんからねぇ、かたくならずに〜」

シャオロン達もちゃんと挨拶を済ませ、シェルと雑談をしていた。

「―――そういえばシェル先輩、何師団に入っとるん？」

「あ、私無所属なんです〜」

「え、そうなん？！」

「4(ダレス)なんに？」

「ええ。実は私、二年生ですけど今年からバビルスに通い始めたんですよぉ」

「俺らとほぼ一緒やねんな…」

「んふふ、だから今救護班でお手伝いしてるだけの生徒なんです〜」

「先輩半永久(ヒール)使えるもんな」

「あぁ、でも、

そろそろ何かの師団には入ろうと思っているんです。」