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「わかっているのか？大体いつもお前たちは―――」
生徒会室に淡々とした声が響く。
連行されたシャオロン達はお説教真っ最中である。
爆風やら何やらでほつれた衣服はそのままに、
そろそろ面倒臭くなってきたとこだが何も言い返せずにいた。
「おい！聞いているのか？！」
「ひ、はい、聞いてますぅ…！」
「今お前鼻ほじっていただろ、だからお前たちはいつも―――」
このような話を小一時間ほどネチネチとされた。
ずっと正座しているだけ、終わったのは足が痺れだしてきた頃だった。
「はぁ、わかったのならばもう行け。そうだな、師団活動終了時間まで医務室にでも閉じ籠もってろ。」
「はい、ってえ、医務室ですか？」
「何で閉じこもってなあかんの…？」
「そのクソボロの状態で校内を歩き回る気か？その怪我もだ。ブルシェンコ先生や救護班の誰かはいるはずだ。下手な真似はできねぇぞ、これ以上したらどうなるかわかってんだろうなこのクソ非公認師団が」
「よし行こうお前ら行くぞはよ来い」
「すんませんした〜」
「失礼しますた☆」
「反省しているのか？？？
いいか、感謝と責任を忘れるなよ？お前たちの行動一つでどんだけ俺達が苦労してるか、先生方もな、」
「「「失礼しました！」」」
シャオロン達は、取り敢えず医務室に向かうことにした。
勝手な行動をすると次こそ大変なめにあうから。
「何か実感したらジワジワ痛くなってきたな」
「いや、すまんお前ら、オレ今んなってめちゃくちゃ後悔しとるわ」
「いやまぁゾムのお陰で早く片付いたんや、お手柄やな！」
「壁壊したんオレやし、説教された時間のが長いやん」
「うっせぇぞはよ行こや」
「…おん、ありがとな。
よし、グリコで行こうや！」
「もっと時間かかるわやめろ！」
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作成日時：2024年2月20日 23時
