【d!】師団員というかマネージャーというか。【魔主役！】 (ページ12)

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「あら、ボンベさん」

「お前何しに来たんや、てかいつからおったん？」

「師団室に入る前に丁度シャオロン達が出てきてん、
そのままついて行ったけど中々気付かれんくてな！」

「えそれで俺に爆弾つけたんお前？」

「爆弾も気付かんかったな！」

「そういう問題ちゃうねん！」

ゾムは師団室前からつけていたようだ。
最終的に爆弾で仲間を吹き飛ばした。いつも通りである。
シャオロンはむくりと立ち上がると、服に付いた砂汚れ等をはらった。

「で、何しとったん？」

「師団案内や。シェル先輩が我々師団(ウチ)に依頼しに来てん。」

「こんにちは～」

「こんちゃす、先輩依頼人やったんすね！」

「そうですよ、トイフェルさんが引き受けてくれたんです〜」

「師団決まってない言うてたもんな」

「今回で決めたいです」

「そうか…じゃ、オレもついてってええ？」

「あら、良いんですか？」

「え、ゾムも来んの？！」

「何か楽しそうやん」

「…無闇に爆発させんなよ」

「大丈夫やって〜！」

まぁそんなわけでゾムも師団案内に加わった。
そして、シャオロンはふと思ったことを口にした。

「そういやゾム」

「ん？」

「ここアスレチック師団やで？」

「え、うん、知っとるで」

「…大丈夫なん？」

「何が？」

「ほら、ラッダァ先生―――」

「―――俺が、なんだって？」