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「…」
白い柱に世界樹の扉。
私にこの扉を開く自信はない。
まだ迷っているのだもの。
本当にこれでいいのかを。
トントン「A、天使になればこの世のエゴにも触れられるんや。Aの事歓迎してるからいつでもコッチ来てな？」
「…あっ、そう、だねっ……。」
本当にこれでいいのかな。
チーノ「A。」
「な、なに？」
チーノ「ホンマにソッチ行ってまうんか…？天使なんか信用したらあかんで！早う手ぇとりぃ？」
トントン「何やとおい！Aは天使になる為にココおるんや！悪魔がおっていい場所ちゃうからさっさと退いてくれるか？A、安心しぃや。こんなヤツらの話なんて聞かんでも分かるやろ？悪魔は悪や…天使は正義！」
「…う、うんっ。」
どっちもわかんないや。
チーノ「…なぁA」
「ん、ん？」
チーノ「今度お茶会あるんやけどAも行かへんか？」
「…お茶会か。」
天使は悪魔を悪という。
悪魔は天使を悪という。
どちらが正義でどちらが悪なのかまだ分からない。
ゆっくり、
ゆっくり悩んでいこう。
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乾(プロフ) - 727nzn@NN同盟さん» コメント誠にありがとうございます。(救済の方返信されてなくて本当申し訳ありません(´_ _))前回も今回もありがとうございます……！次も…出すんで……見て頂けたらな、と思っております………ありがとうございます…。 (2020年9月16日 23時) (
レス) id: 1cb24a78b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：乾
| 作成日時：2020年9月8日 1時
