日常。【悪魔執事と黒い猫】 (ページ4)

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甘い味ページ4

数時間後、クッキーはとても美味しそうに出来上がっていた。

食べてみると、冷蔵庫に入れていたこともあってか、

ひんやり冷たく、チョコの味がとても美味しく感じる。

アーモンドが売ってあったので、

それを砕いて入れたのもあってサクサクしてる。

ﾛﾉ｢主様?｣

『あ、ロノ』

ﾛﾉ｢? そのクッキー、麓で買ってきたやつっすか?｣

『わたしが作ったの。市販のやつしか使ってないけど。
味見したら美味しかったけど、ロノにも試食してほしくて』

ﾛﾉ｢え、まじっすか!? じゃあいただきます!｣

サクッと心地いい音が耳に届いて、

そしてロノの顔が美味しいというように顔が綻んでいく。

ﾛﾉ｢めっちゃ美味いですねこれ!｣

『ほんと!? よかったぁ、
ロノ、料理いつもしてるしうまいし、わたしは手先が不器用な方だから、
もし美味しくないって言ったら作り直さなきゃいけなかったし』

ﾛﾉ｢じゃあ今度、簡単な材料でできるご飯教えますよ!
主人様のお友達にも自慢できるかもしんないっすよ!!｣

『えへへ、よかったぁ』

?｢美味しそうなお菓子ですね……………｣

ﾛﾉ｢うぉあ!! テディいつの間に居たのかよ!｣

最近入った、新しい執事たちが3人居て、

そのうちの一人、テディ•ブラウン。

テディも笑顔がふわふわで柔らかくて。

『よければ、テディも食べる?』

ﾃﾃﾞｨ｢いいんですか!?｣

『他の執事達にも配る予定だったし』