日常。【悪魔執事と黒い猫】

なわとび ページ23

『縄跳びはわたしたちの世界でかなり人気で、
普通に世界大会とか行われてるんだ』

ﾌｪﾈｽ｢す、すごいですね!｣

『さっき二重跳びって言ったけど、
一回のジャンプでそれ以上縄を回せる人もいるんだ。
最近記録が更新されて、一回のジャンプで
8回縄を回せるようになった人もいるんだ』

ﾊｳﾚｽ｢す、すごいですね……………!
あの、少しだけやってみてもいいですか?｣

『いいよ』




身長が高い人でもできるような作りになってる。

なのでハウレスが跳んでも大丈夫、、、だった。

二重跳びをしようとしたとき、足に縄が当たってしまう。





ﾊｳﾚｽ｢!? か、かなり難しいですね(汗)｣

『わたしもできなかったもん。
小学校6年生、わたしが12歳くらいになるまでできなかったし』

ﾌｪﾈｽ｢お、俺もやってみます｣




わたしたちが縄跳びをしてるのを他の執事たちも見始め、

デビルズパレス内ではしばらく縄跳びが人気になっていった。

運動神経がガチでやばい人は本当にすごかった。

二重跳びを秒でマスターする人がいたんだもん。

でも、趣味でやるだけで平和に終わる人もいる。

わたし? 当たり前に後者側の人間である。


何はともあれ、今日もデビルズパレスは平和です。





　

〜なわとび 完〜

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